2019/09/30

PENTACON six TLと増水した音信川といつもの橋

何度も撮った橋ではあるが、ここまでの増水は初めてだった。

幸いなことに朝はもっとあったそうだけれど、どんどん引いていって実害はさほどなかったようだ。今年もあちこちで様々な自然災害が訪れているのだけれど、個人が注意したところで限界もあるだろう。

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PENTACON six TLとSonnar 180mmで釣りをしていた人を何枚か。やはり、人がいること自体が撮る気にならせてくれる。

2019/10/01 誤字を修正 orz


PENTACON six TL, ARSAT 80mm F2.8, f/8, 1/125sec., 2019/08/29 15:18, FUJIFILM PRO160NS,  現像:桜カメラ



2019/09/29

PENTACON six TLと露出アンダーのディーゼルカーと風景

 タイトルオチではあるが。

ISO800のフィルムを入れているつもりで撮っていたら、ISO160のフィルムだったという。さすがにここまで違っているとかなりアンダーになってしまうが、それなりに見られるのはネガだからだろう。変な雰囲気のある写真になってしまったが、正直好みではない。さらに、そこそこ高速なシャッターで撮ったため、まったくディーゼルカーが流れていないのも、どうなんだろうという気もしないでもない。次回の糧としたい。

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小倉で映画を観たついでに、空き時間があったのでCONTAX G1、Biogon 28mmとPlanar 45mmで街のスナップとか手をつないだ恋人たちとか、バスとか色々撮った。帰宅途中には厚狭駅で鉄道の待ち時間があったので日が落ちた厚狭駅前を何枚か。うーん、たまに都会に写真を撮りに行きたくなる。その場でのポートレイト撮影を頼んだ人たちみんなに断られた orz 昨日は大分、今日は小倉のフィルムカメラ屋さん巡りも少々。

PENTACON six TL, ARSAT 80mm F2.8, f/11, 1/250sec., 2019/08/22 15:30, FUJIFILM PRO160NS,  現像:桜カメラ

2019/09/28

MINOLTA TC-1と喪服で歩く女性

写真からは人物が小さすぎてよくわからないけれども。

こういった晴天で影がある写真をオートで撮るというのは、結構失敗してしまうものだが、これは木の陰にあった感じで人がそれなりにわかるのでまあいいかという感じ。写真は近所で翌日の葬式の打ち合わせが終わって帰るときのものだ。とくに、心情とかを写そうとか思ったわけではない。コントラストがおもしろいな、とは思ったけれど。

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現在は、大分のホテルから。Jリーグの大分対磐田を観戦した後の余韻に浸っている。ひさしぶりの得点、ひさしぶりの逆転、ひさしぶりの複数得点。今はただ、幸せだ。結局、PENTACON six TL一式は持ってこなかった。駅ではあまり写真を撮らなかった。CONTAX G1で下関駅に着いた時にちょっと撮ったくらい。スタジアムでもCONTAX G1で何枚か。ジュビロ磐田の試合を観に行く時は、他のことをする余裕はあまりない。

MINOLTA TC-1, KODAK GOLD 200, 現像:桜カメラ

2019/09/27

KONICA HEXARと美祢線車中

映画を観に行った時のものだと思う。

こういう時に日付が記録されているのは純粋にありがたい。使ったカメラも簡単にわかるし。ディーゼルカー車内の色味が好きだ。少し暖かみがあるが、機械的でもある。車窓の風景はシャッタースピードの関係でほぼ流れている。早朝だが、あまり早朝感はない。今どき、鉄道を利用する人は、車のない人で、多くは高校生か外国人だろう。長門にもこんなに人手がないだろう世界なのに、外国人の労働者は結構いる。手作業ならともかく工場でかまぼこを作っても何かの技術が学べるとも思えないが、日本の歪の一端ということなのかもしれない。

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買い物に車ででかけたくらいなので、さすがにカメラはKONICA HEXARくらいしか持ち歩かなかったが、何かを撮ろうという気にはならなかった。明日の大分行きであるが、雨の予報のため、PENTACON six TLと望遠、広角レンズとか持っていく気にはならない。まず、雨の中でサッカーを観るために余分な荷物であるカッパが必要だからだ。CONTAX G1も迷うところだ。BESSA Iとかどうしよう、という感じではある。まあ、グダグダと迷いつつ直感で決めることになる。MINOLTA TC-1とKONICA HEXARは持っていくのだろうけれど撮るかはまた別の話だ。

KONICA HEXAR, KODAK GOLD 200, 現像:桜カメラ


2019/09/26

PENTACON six TLと濁流の音信川の支流

8月末の洪水の翌日の写真だ。

朝はもっと水量があったという。これでも普段とは様変わりした濁流が流れている。すでに雨は上がっているが、まだまだ勢いは激しい。すでに1月近く前の写真になってしまったが、雨の激しさはよく覚えている。写真を観ることでその記憶が蘇ってくる。

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PENTACON six TLで釣り人とかを何枚か。その後、帰宅途中に稲刈りの準備をしている人たちをおもに望遠で。

PENTACON six TL, ARSAT 80mm F2.8, f/5.6, 1/125sec., 2019/08/29 15:25, FUJIFILM PRO160NS,  現像:桜カメラ

2019/09/25

KONIKA HEXARとかしわうどんを食べる人

おいしそうだったが食べている暇はなかった。

残念。駅でもプラットフォームでは食べたことはあるけれど。北九州は映画を観たりするのに行く機会は結構あるので、いつかここでも食べたいものである。西日本ではなかなか僕好みの蕎麦を食べさせてくれる所は少ないけれど、うどんは大体おいしいところが多い気がする。

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何度か同じようなことを語っているけれど、僕の嗜好でしかないけれど、写真に手を入れることが好みではない。まず、第一にめんどくさい。僕は偶然とカメラとフィルムと現像所に頼り切り怠惰に写真を撮りたいのであって、努力や資材を準備して成し遂げたいというほどの趣味ではない。もちろん、他者がどんなことをしようと僕はまったく気にはしないけれど、少なくとも僕はやりたくはない。また、一般的に加工した写真はあまり好きではない。写真のできとは無関係に僕の嗜好の問題として。たとえば、ホタルが寂しいからといって多重で撮ったホタルを重ねるとかするくらいだったら、絵でも描けばいいのにとは思う。もちろん、それは僕の嗜好、趣味の方向性の話でしかないことは十分に承知してはいるけれど。

何のために写真を撮っているかというと、自己満足のためであり、そこに他者の評価は本来いらない。もちろん、褒められれば嬉しいけれど、僕の嗜好とは異なった写真が褒められたとしても、まったく嬉しくないわけではないけれど(世界は驚きと多様性に満ちていることを何度目か再確認する機会でもある)、正直、へえという気持ちの方が強い。僕は、フィルムカメラで写真を撮ること自体を楽しんでいるし、その結果としての写真が、偶然、僕の好みに仕上がっていれば嬉しいことは確かだ。しかし、それは世界中の誰も評価しなかったとしても、僕が嬉しいと思えば僕の中ではもう十分なのでもある。

もちろん、他者に評価されて嬉しくないということではない。だが、それよりも自分の中でいいと思える写真を撮ることができる方がよほど重要だ。僕の求めていることは自己満足であり、それゆえにとても難しい。なぜなら、僕はその時の情景をよく覚えているからであり、偶然に頼った写真しか撮らない僕であれば、それが僕の力ではなく、カメラとレンズとフィルムと現像所の力量に過ぎないことを良く知っているからだ。僕がSNSやブログで写真を公開している理由の半分以上は、クラウドでのデータ分散以上の意味はない。残り半分弱は、多くの人達の写真を観ることで得られた喜びを他の方ももしかしたら僕の写真から得られる人もいるかもしれないという程度の理由による。世界には多様な嗜好と多様な人々がいるのだから。

KONICA HEXAR, KODAK GOLD 200, 現像:桜カメラ

2019/09/24

ARAX-60と工場

いつ撮ったかもわからなくなったけれど、工場の写真である。

おそらくフィルムに撮られた順番からすると6月から7月にかけてだろう。レンズも推測だけれどこれはおそらく間違っていないと思う。わざわざ80mmを変えてまで撮ることもないと思うからだ。レンズの写りからでは正直わからない。こうやってみると、ARAX-60は本当にきちっと撮ってくれるのだなあ、という気が強くする。僕が使っているPNETACON six TLの場合、やはり多少古びて描写されるところがある気がする。ただ、だからといってARAX-60の方が好みの写真かというと必ずしもそうとは限らない。難しいものだなあ、との感慨を新たにする。

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用事ででかけたついでに雲の中の太陽がいい感じだったので、あわててう唯一持っていったMINOLTA TC-1を取り出し、ビルの角に太陽のあるあたりを合わせて撮ったりした。さらに、古びた建物を何点か。

ARAX-60, ARSAT 80mm F2.8, FUJIFILM PRO160NS,  現像:桜カメラ

2019/09/23

BESSA Iと青海大橋と仙崎の街並み、漁港

BESSA Iは撮ってみたくなるカメラだった。

もちろん、距離も露出も手動で測る必要があるので、それなりにやる気というか覚悟がいる。オートでやってくれるカメラに比べるとめんどくさい。さらに僕が使っている個体は、ファインダー内がかなり見にくいので割りと勘で撮る感じだ。屋外撮影には非常にいい感じだ。まあ、6x9なのでフィルムが巻いていたりする可能性もあるわけだけれど。

仙崎は、ちょっと鄙びた感じで古い建物も多く、よく写真を撮りに来る。漁港もたくさんある。道の駅やカフェもあったりして、写真を撮るついでにゆったりしたりすることもできる。

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雨の中、カフェの前のベランダが濡れていてちょっとすてきだったので、何枚か。ガラス越しのシルエットのお客さんなんかも。

BESSA I, COLOR-SKOPAR 1:3.5/105,  1/100, f/11, 2019/09/11 14:21, FUJIFILM PRO160NS,  現像:桜カメラ



2019/09/22

PENTACON six TLと交差点

自転車が走り出したのであわてて撮った。

9月20日の写真の90度違いみたいな感じの写真だ。電線が嫌いな人も多いようだけれど、この雑多で猥雑な雰囲気はけっして僕は嫌いではない。人の営みの中でも基本的であり、すぐに破壊され、それでいてある種の最低限度の文明を感じさせるからかもしれない。田舎では地下への電線の埋蔵とかはまずよっぽどの幹線道路とか美観地区だとか大々的な観光地とかでない限り、まず無理な話だ。もちろん、僕もけっして美しいとは感じないけれど、好きではあるのだ。

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雨の日に何を使うかというのは案外難しい。残念なことに完全防水のカメラは持っていないので、写ルンですNWPとかMINOLTA TC-1のように小型で取り回しがよく、多少の雨では平気なカメラを使うか、あきらめるしかない。雨の日にそんなに撮りたいかというと、結構好きな被写体が多いようにも感じる。日頃撮れないからこその妄想というだけなのかもしれないけれども。 

PENTACON six TL, Carl Zeiss Sonnar 2.8/180, f/11, 1/250sec., 2019/09/04 14:02, FUJIFILM PRO160NS,  現像:桜カメラ

2019/09/21

ARAX-60と田植えの跡の風景

田圃の直後の風景である。

すっかり季節外れで申し訳ない。つい先日忘れていたフィルムを現像したものだ。レンズはARSAT 2.8/80mmだとは思うが確証はない。まだ記録を撮っていなかった頃のものだ。もしかしたら、Sonnar 2.8/180mmかもしれない。いや、やはりARSATかな。きれいにはられた水に反射する風景が楽しい。

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下関へ車で映画を観に行ったのだけれど、3本観てしまって写真を撮る余裕はなかった。車の場合はどうしてもモチベーションが上がらない気がする。

ARAX-60, ARSAT 80mm F2.8, FUJIFILM PRO160NS,  現像:桜カメラ


2019/09/20

PENTACON six TLと長門市駅の跨線橋と線路とディーゼルカー

PORTRA 800のつもりだったけれど記録を見たら160NSだった。

記録は大事だ。まあいい。ここは結構好きな場所だ。車道が線路を橋で跨いでいる所の歩道から降りる階段の一番上という文字で書くとわかりにくい場所だ。踊り場のちょっと上である。雑草の伸びと多さが人手のなさを感じさせる。ディーゼルカーは2両とも山陰線方面のキハ40だろう。跨線橋は自転車も押して移動することができるが、押している人はほとんど見ない。

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PENTACON six TLとARSAT 2.8/80でピアノの上でくつろぐはなみるくさんを1枚。PORTRA 800はついついケチってしまいなかなか終わらない。

PENTACON six TL, Carl Zeiss Sonnar 2.8/180, f/11, 1/250sec., 2019/09/04 14:01, FUJIFILM PRO160NS,  現像:桜カメラ

2019/09/19

MINOLTA TC-1と小倉、ショッピングモール屋上にある観覧車からの眺め、風景を中心に

 眺めがすばらしくて調子にのって撮ってしまった。

他にも類似の描写があったりして、実際に撮った枚数は5割り増しくらいな感じだ。倍に近いかもしれない。ガラス窓のはまった屋内からの撮影は、距離が少し離れていると反射とかでうまくない場合も多いのだけれど、とりあえずMINOLTA TC-1だったら適当に撮る気になるので構図だけ気にしていればいいのでお気楽に撮ることができる。絞りは正直覚えていないのだけれど、雲天とはいえ開放的な屋外の撮影なので一番絞った16だったような気がするけれど、確証はない。暗ければ指摘してくれるので、割と適当に撮る癖がついているからだ。屋内の観覧車の赤でさえ、まったく違って見えるので、写真とは難しいものだと思う。

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カフェ音でBESSA Iにポジを入れて撮ってみた。もったいなくて1枚しか撮らなかったのは貧乏性過ぎるだろう。


MINOLTA TC-1, KODAK GOLD 200, 現像:桜カメラ












2019/09/18

ARAX-60と今日のはなみるくさん

随分以前に撮ったようだけれど、フィルムを入れたのを忘れて放っておいたもの。

とはいっても6月末くらいのだから、まあ、はなみるくさんは今とさほど変わらない大きさ。現在は、2歳になっているけれど1歳10ヶ月くらいであまり変わらなくて当然だろう。現在でもたまに遊んでと紐のついた名札を持ってきて投げさせてまた持ってくるというあまり猫らしくない遊びを嗜む。

ARAX-60は使ってみると、基本的にはKIEV 60と同じだけれど、PENTACON six TLよりファインダーがすりガラス合わせになっていてピントが合わせやすい。写真を撮るだけだったらARAX-60の方がよほど実用的な気がする。

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一瞬大判カメラもいいなあ、とか世迷い言を思ったが、さすがにはっと現実に引き戻された。めんどくさがり屋の僕が扱うには、あまりに大変なことが多すぎると思う。フィルムカメラを趣味とする人も様々だろうけれど、僕の場合、めんどくさいから自分で現像やスキャンしたくない、というズボラさが自分にあることを片時も忘れてはいけないと思う。現像やスキャンも趣味の一部となればもっと色んなことが拡がるのだろうけれど、めんどくさがり屋の僕は一時の気の迷いはともかく継続してやっていく自信がまったくない。

ARAX-60, ARSAT 80mm F2.8, FUJIFILM PRO160NS,  現像:桜カメラ


2019/09/17

MINOLTA TC-1と小倉、ショッピングモール屋上にある観覧車からの眺め

空というか雲の中の太陽に露出があっているので建物などはアンダーだ。

ただ、雰囲気としては楽しいのでまずはこれを紹介する。先日、小倉に映画を観に行った時、映画の半券を提示すれば無料で観覧車に乗ることができることに気づいて乗ってみたら、風景が本当にすばらしかった。高所からの眺めというだけですばらしいのだけれど、小倉というそこそこの都会が、普段田舎に住んでいる者にとっては刺激が大きいということもあるかもしれない。今どきの観覧車にはエアコンもあってとても快適だ。ゆっくり回転してゆっくり景色を眺めることができた。また映画を観に行ったついでに乗ってみたい。

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距離測って露出測ってチャージしてってのもずっとやっていると飽きてくる。絶対音感みたいな絶対露出とか僕はもっていないわけだから、山程写真を撮るしかないわけだけれど。距離もずっと∞でやれれば楽なんだけれどなかなかそうもいかない。そういった意味でスプリングカメラもちょっと飽きてくるんだよなあ。    

MINOLTA TC-1, KODAK GOLD 200, 現像:桜カメラ

2019/09/16

BESSA Iと青海島・王子山公園から観た仙崎の街並み

正直びっくりした。

いや、これは2本目のフィルムの現像だけれど、なんていうかその描写力に本当にびっくりした。適切な題材と露出、フィルムでこんな写真になるのかとびっくりだ。さすが6x9としか言いようがない。まだまだ試行錯誤中だし、このフィルムでも最後の2枚はなぜかコマ被りしてしまっているけれど、それでもこれだけの描写力があるんだったら使いたくなってくる。問題は、僕の使っている機種固有の問題だとは思うのだけれど、ファインダー内が結構汚いのと広すぎて端っこがどこまでなのか全然わからないことくらいかなあ。

撮影場所の王子山公園は、青海島に行く橋を渡ってすぐの所で、駐車場から徒歩で数分の高所で仙崎撮影の定番の場所だ。本来、もうちょっと広角で撮る方が全体像がわかってよいし、この写真と同時にMINOLTA TC-1で撮った写真の方が観光写真としては上等だという気がするが、ただBESSA Iの描写力に驚いたので先にこちらを掲載する。

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自転車で移動中もPENTACON six TL、CONTAX G1を持ち歩いたがとくに撮らず。

BESSA I, COLOR-SKOPAR 1:3.5/105,  1/100, f/11, 2019/09/11 14:20, FUJIFILM PRO160NS,  現像:桜カメラ

2019/09/15

PENTACON six TLと夕方のディーゼルカー

 ちょっと前に撮ったものだ。

すでに夕方になりつつあった割にはシャッタースピードがたりていなくて結構ぶれている。もう1枚は残念なことにもっとぶれている。まあ、こういった状況で何枚か撮れたことをまず喜び、ブレとかは次回に改善すればいい、と思いこむことにする。何度か書いているけれど写真だとさほど大きくは感じないけれど、実際にはそこそこ大きい。まあ、中に何人も乗ることができるのだから当たり前の話ではある。

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気がつけば夏は終わっていた。かと言って秋かと言えば、必ずしもそうも思えない。季節の変わり目で夏が終わったあたりということなんだろう。寒いのは苦手だけれど、写真を撮るのにはいい季節になっていく。まあ、快晴でもなければいつだって写真に向いた気候な気もするけれど。

PENTACON six TL, Carl Zeiss Sonnar 2.8/180, f/11, 1/125sec., 2019/08/10 17:35, FUJIFILM PRO160NS,  現像:桜カメラ

2019/09/14

MINOLTA TC-1と小雨のビルのゴミ置き場の前

とあるショッピングモールのゴミ置き場を撮ったものだ。中核店の撤退が決まったのに新規店の予定はない。さらに別の店もとっくに撤退していた。市街の再開発でできたビルだが、すでに維持も難しくなるかもしれない。とりあえず日常の暮らしとしては、スーパーとコンビニと書店がなくならない限り困ることはないだろうけれど、通販とかせずに市街に買い物に出たりしない人は困るのかもしれない。色味と書いてある文字の書体がおもしろくて撮った。

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以前、CONTAX G1を購入したあたりで買った古書『温故知新のコンタックスG1』(田中長徳著、アルファベータ)を拾い読みしている。1995年12月初版発行だけれど、フィルムカメラを巡る状況のあまりの違いに目眩がしてくる気がする。いや、それは日本自体の変化の大きさなのかもしれない。バブルが終わった直後であり、その後ずっと日本の経済が停滞してしまうなんて誰も思ってもいなかった頃の本だ。すでにJリーグは3年目が終わった頃なので、僕の中ではつい最近な気がしてしまうけれども。

MINOLTA TC-1, KODAK GOLD 200, 現像:桜カメラ

2019/09/13

PENTACON six TLと逆光の杉林

もやっとしているのはレンズのゴーストかな。

雰囲気はあるっぽいけれど、もちろん意図してこうなった写真ではない。なかなか難しい。PENTACON six TLは使っていてとても楽しいけれど、趣味で撮るにはやっぱりちょっとでかくて重い。レンズも安価といっていいけれど、それなりにでかい。ファインダーでのピント合わせも、結構難しい。ARAX-60くらい簡単にできるといいのだけれど。また、つねにフィルムの巻き上げを意識していないといけないのもめんどくさい。そのため、撮る気になるにはある種の覚悟がいる。撮り出すと本当に楽しいのだけれど。

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ちょっと気分が乗らなくて映画にも写真の会にも行こうと思っていたけれどやめた。亡くなった方のお別れ会も参加するつもりだったが、やめることにした。

PENTACON six TL, ARSAT 80mm F2.8, f/5.6, 1/125sec., 2019/08/16 16:07, FUJIFILM PRO160NS,  現像:桜カメラ

2019/09/12

MINOLTA TC-1とセンザキッチンからの海の眺め

色がおもしろかったので取り上げてみた。

道の駅センザキッチンから眺めた長門の海である。左手に端で繋がった青海島、右手におそらく望ヶ鼻岬(おそらく)が見える。中央に薄く見える島々は青海島の山々だろう。中央右に遊覧船も見える。ここのソファでぼーっと海を眺めるのも意外にいいものだ。それほど多くの人がソファーや椅子を利用していないので、ぼーっと見ているのには都合がいい。

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Zeiss Ikonta 524で撮り出したが、うまく蛇腹が折りたためなくなった orz なんとか押し込んだがだめかもしれない。うーん、失敗だったかなあ。

MINOLTA TC-1, KODAK GOLD 200, 現像:桜カメラ

2019/09/11

MINOLTA TC-1と日没直後のGSとタイヤショップ

夕方自転車で走っていてなんとなく撮った写真だ。

とくにテーマはない。個人的には物悲しさをちょっと感じた気もするが、正直よく覚えていない。人か車でもいるかあればまた印象も違うのだろうけれど、田舎では車はともかく人はなかなか難しい。

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PENTACON six TL、ARAX-60、BESSA I、CONTAX G1で高所の公園から仙崎を撮ったりした。PENTACON six TLとARAX-60は同時に使うべきカメラではないということを確認した。1個でも重いのに2個は重すぎる。そんなことが原因ではないだろうけれど、うっかりCarl Zeiss Jena Flektogon 4/50mmを落としてしまい、レンズは大丈夫そうだけれどフードが曲がって外れなくなった orz まあいい。

MINOLTA TC-1, KODAK GOLD 200, 現像:桜カメラ





2019/09/10

写ルンですNew Water Proofと山陰道、長門俵山間からの眺め

開業記念ライドはあいにくの雨だったので写ルンですNWPを使った。

利用したのは初めてだったが、雨を気にせずに撮ることができてなかなか良い感じだった。自動車専用道の高所からの眺めは、当面二度と見ることはできない眺めだ。今年中に発売が中止されるのが惜しまれる。現像は映画を観に小倉に行ったついでにチャチャタウン小倉店のカメラのキタムラを利用した。以前はよく利用していた萩店の当日渡しがなくなったのでなかなか利用する機会がないのが残念だ。

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先日落札したスプリングカメラ6点は、どうもZeiss Ikon Nettar 515/2、Zeiss Ikonta 524/12または524/2、BESSA 66、BESSA(型番不明)、BALDAX BLADA、Pearl IIIのようだ。Pearl IIIだけは蛇腹がかなり破損していて修理しないと無理だろう。修理代が、中古以上にかかると思うので僕が治すことはないだろうと思う。他はどれも撮れそうな感じ。クオリティーはわからないけれども。その前に購入したBESSA Iも撮り終わっていないけれど、試していきたい。

写ルンですNew Water Proof, 現像:カメラのキタムラチャチャタウン小倉店


2019/09/09

PENTACON six TLと寂れた道、再び

8月31日に掲載した道のPENTACON six TL版である。

雰囲気は一番いい気がする。もっとも、正確度ではCONTAX G1、BESSA Iも意外にいい感じではある。明るい部分の色飛びしているのは、フレアかなんかかもしれない。やはり、中判一眼レフの場合、どうしても写真を撮ると決心するのに時間がかかるので、衝動的に何かを撮るということはかなり難しい。カメラを手にした状態で、偶然によって撮ることができる場合くらいなものかもしれない。まだまだ、意図して何かを撮るということがとても苦手だ。

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葬式に行ったり、棺を火葬場へ運んだりでさすがに何かを撮る気にはならなかった。一応、MINOLTA TC-1は持ち歩いてはいたのだけれど。その後カフェ音でBESSA Iで無理やり風景を撮ったりした。

PENTACON six TL, ARSAT 80mm F2.8, f/5.6, 1/125sec., 2019/08/16 16:07, FUJIFILM PRO160NS,  現像:桜カメラ


2019/09/08

MINOLTA TC-1とひだまり食堂

道の駅センザキッチン内の食堂だ。

ここは干物が本当においしい。長門市価格より結構高いけれど、それでもたまに無性に食べたくなる。高いとはいってもこの辺にしたらで、大都市に住んでいたりするとかなり格安に感じるかもしれない。この日は休日で、しばらく待ってからようやく食べられた。このあたりでは並んで待つという文化はあまりないかと一瞬思ったが、地元でもおいしいここからは結構離れた海浜レストランでも結構待たされることがあるので、そんなこともないか。

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講で亡くなった方がいて、出棺の担ぎてとして高所にある住宅へ行った。長門市街だけでなく湾内がちらっと見えて、意外に眺めの良い所だったため、MINOLTA TC-1で何枚か撮った。さすがに持っていったカメラはMINOLTA TC-1だけだ。

MINOLTA TC-1, KODAK GOLD 200, 現像:桜カメラ

2019/09/07

PENTACON six TLと杉林の中のシダ植物と木漏れ陽

8月25日のCONTAX G1で撮った写真とほぼ同じ画角である。

広角と標準レンズの違い、35mmと中判の違い、フィルムの違いなどで結構違う雰囲気の写真となった。もちろん、ライカ判か6x6かの差異も大きいだろう。描写力ではさすがブローニーと感じるけれど、雰囲気だけだとなんとも言えない気もする。ただ、個人的に気に入った風景をきちんと伝える腕はまだまだないなあ、と痛感する。

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小倉まで映画を観に行ったついでに車内の風景をKONICA HEXARなどで。映画館のあるショッピングモールの屋上に観覧車があり、さらに映画の半券を見せると無料で乗ることができるのでついつい乗ってしまった。エアコンが普通にあってびっくり。風景がすばらしくて、KONICA HEXAR、フィルムが切れたのでMINOLTA TC-1の順に撮りまくった。ただ、現像しみるとそんなでもないって場合も多いが、どうなんだろう。

PENTACON six TL, ARSAT 80mm F2.8, f/5.6, 1/125sec., 2019/08/16 16:07, FUJIFILM PRO160NS,  現像:桜カメラ


2019/09/06

MINOLTA TC-1と山陰道開通ライドと解体中の仮設道路

 先日行われた山陰道長門俵山間開設記念ライドで観た風景だ。

残念ながら僕の腕ではあの仮設道路の解体途中の様子を見た衝撃を伝えることができない。何かのオブジェのように忽然と鉄の道路と空中で切られたかのように断面が見え、クレーンが高所で休んでいる。

5kmちょっとの新自動車道の開設なので、今後写真を撮ったりすることはかなり難しい風景のだった。基本的にトンネルが2箇所とわずかなトンネル以外の風景という感じだ。他に写ルンですWPでも撮っているのであちらもそのうち掲載したい。

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車で買い物に出ただけなので、KONICA HEXARとBESSA I(外付けレンジファインダーと露出計も)を持ち歩いたが、結局1枚も撮らなかった。

先日落札したスプリングカメラのうち、Zeiss Ikontaは524/12か524/2だと思うのだけれど、非連動レンジファインダーの視認性が非常に良かった。これはちょっと撮ってみたくなる感じ。なかなか資料も見つけられないし困ったことである。

MINOLTA TC-1, KODAK GOLD 200, 現像:桜カメラ

2019/09/05

PENTACON six TLと成長途中の稲

住宅地の中の田圃に一見見えるが実は逆である。

田圃の中にちょっと住宅地があるだけだ。田舎をなめてはいけない、という感じ。写真のマジックの一つだろう。8月上旬に撮影したものなのでまだまだ稲は成長途中という感じではあるが、今はもうかなり育っている。もうちょっと色味の対比がおもしろいかと思ったが、写真になってしまうと正直……。まあ、いい。レンズを変えた記憶はあるけれど、記録を撮ってなかったらSonnarとは思わなかったかもしれない。遠景がぼやっとしているのがそらっぽいか。

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PENTACON six TLにPORTRA 800をまた積めてしまったこともあって結局カメラは持ち歩いたのに撮影はしなかった。

PENTACON six TL, Carl Zeiss Sonnar 2.8/180, f/11, 1/125sec., 2019/08/10 17:35, FUJIFILM PRO160NS,  現像:桜カメラ



2019/09/04

MINOLTA TC-1とスタバのある建物

晴れた日の撮影は難しい。

夏真っ盛りの頃だ。小野田のショッピングモールに独立してあるスターバックスの建物の外壁だ。色味がおもしろいなと思って撮ったのだけれど、なかなか微妙な写真になってしまった。このあたりをビシッと決めたいものだ。端が切れているのもご愛嬌である。この写真はフィルムの37枚目だったと思う。

MINOLTA TC-1での撮影は難しい。あまりに簡単に撮ることができるので、逆に僕は考えなしに撮る癖がすっかりついてしまった。メインのカメラとして利用する機会も減っている。小さいのでいつでも持ち運ぶ気にはなっているのだけれど。

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ひさしぶりにPENTACON six TLで180mmで駅舎などを遠景で。帰りに地元近くの川で一眼レフで写真を撮っている若者がいたので、撮らせてもらった。PENTACON six TLはあいにくフィルムが終わったところだったので、BESSA IとMINOLTA TC-1で。あの時間に若者を見かけたのは、初めてな気がする。

MINOLTA TC-1, FUJICOLOR C200, 現像:桜カメラ





2019/09/03

BESSA Iと踏切

不思議な感覚の写真だ。

BESSA Iにまたフィルムを入れて入るのだけれどなかなか写真を撮る機会がない。BESSA Iの場合は、結構色々な手順を行わないと写真が撮れないこと、それなりにカメラが大きいこと(まあ、現代のカメラに比べたら大した大きさではないわけだけれど)、雨がちな天候であることなどが相まって、なかなか新しい写真を撮るにいたっていない。なかなか持ち歩いていないことも大きな要因だろう。

写真というのはある程度は何枚撮ったかということも大きい気がするのだけれど、フィルム1本で9枚しか撮ることができないというのは、それなりに高いハードルになる気がする。

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ヤフオクでスプリングカメラ6個のジャンクをうっかり落としてしまったのだけれど、一番期待していたPearl IIIの蛇腹がボロボロで絶対にこれは修理するよりも中古を買った方が安い(1万5千円ちょっとで買える)。距離計連動のレンジファインダーは憧れなんだけれど、どうも僕には縁がないようだ。IKONTAは非連動レンジファインダーが動いていないっぽい気がするし、本当にいかにもジャンクっぽい。BESSA 66は結構いけそうな感じだが、軍艦部右の被写界深度と距離を合わせるリングの真ん中がない感じ。まあ、実用上はいらないっちゃいらないけれども。ちょっと失敗した落札という感じだが、まあこんなこともある。

BESSA I, COLOR-SKOPAR 1:3.5/105,  FUJIFILM PRO160NS,  現像:桜カメラ

2019/09/02

CONTAX G1と木漏れ日の中のシダ植物

もうちょっと肉眼では暗い印象だったと思ったが、写真とは難しいものだ。

ただなんとなく撮って最高の結果を得たいという僕のようなズボラな人間にはなかなか厳しい世界である。でも、まれにまったく意図せずにカメラとフィルムと現像所が撮らせてくれたとしか言いようがない写真が生まれるからやめることができない、とも言えるのかもしれない。

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色々なカメラを購入したが、使う頻度はやはりかなり異なっている。いつも持ち運ぶ気になるか、簡単にそれなりのクオリティーになるか、考えられる中では最良の結果になるかの三択くらいな感じだ。その中でも大きさや重さクオリティーそして気分によって持ち運ぶカメラは異なってくる。気に入ってはいるがめんどくさいカメラもあるし、そこそこ好きなくらいだが、写真というか結果は気にいる場合が多い、というカメラもある。ただ、写真の撮影回数に比べてカメラが多すぎる気もする。まあ、写真という結果だけではなく、カメラのギミックも楽しみのうちということなのだろう。

CONTAX G1, Biogon 28mm F2.8, FUJICOLOR C200, 現像:桜カメラ

2019/09/01

PENTACON six TLと山と田圃、坂道

段々、タイトルを考えるのが苦痛になりつつある orz

いつもあの坂道を自転車で走っている。大体、上から下へ行くだけで、帰りは別の道を通る。このあたりで最高速度が出たのがここだ。海が見えるけれど、意外に強風は少ない。人家はあまり見えないが、田圃のあたりには本当に田圃しかない感じ。

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今日は山陰道の俵山道路5kmちょっとの開通イベントで自転車で走ってきた。あいにくの雨だったので、写ルンです New WaterproofとMINOLTA TC-1で撮っただけだ。購入したものの使いみちがないかと思っていたWPを撮り切ることができたのは僥倖だろう。また欲しくなってしまった。日頃なかなか観ることができない高所からの眺めに撮りきってしまった。一番びっくりしたのは、金属製の櫓が高所に組まれていたことだろう。解体途中の臨時道路ということだったが、非常に不思議な建造物だった。

PENTACON six TL, Carl Zeiss Zonnar 2.8/180, f/11, 1/125sec., 2019/08/10 17:35, FUJIFILM PRO160NS,  現像:桜カメラ

CONTAX ARIA Dと花咲く桜の木と道を埋める桜の花びら

散歩の途中で見かけた風景だ。 雨後曇りの天気だったがこの時はもう雨はあがっていたとは思う。アスファルトの私道を花びらが埋めていたので撮ろうと思ったが、思ったよりも桜の花が残っていたので桜の木も撮ってしまったというところだったと思う。道の側から崖になって桜の木は崖の途中に生えている...