2019/04/30

ARAX-60と工場と田圃

工場の書類を燃やす人?

遠景でよくわからないけれどそんな感じだった。なにがおもしろい、という写真でもないけれど人の営みが色々詰まっていて楽しいなと個人的には感じた。田圃はこれから田起こしである。場所に寄っては今日あたり田植え? なんてところもあった。兼業農家なんかはGW中に植えてしまうのだろう。

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今日は湯田温泉までカミサンの送迎だったのだけれど、雨上がりの世界がとても美しく車じゃなかったら写真を撮っていたろう。車の場合は、いちいち適切な場所に駐車して車から降りて写真を撮らないといけないので、めんどくささが徒歩や自転車比で3倍くらいある気がする。

ガスった山々や新緑で雨上がりの今頃の季節は、紅葉が寒暖の差がたいしてなくてさほど美しいとはいえない山口県では一番美しい季節だと個人的には思う。山口県の紅葉は、赤ではなく茶色いという印象だ。

山口県立図書館でARAX-60やEXAKTA Varex IIbで写真を撮った。樹々や山々が美しい。

ARAX-60, ARSAT 80mm/F2.8, PORTA 160, 現像:桜カメラ


2019/04/29

ARAX-60 + ZODIAC-8魚眼レンズと橋

3月末に撮影した落ち穂拾い的な1枚。

魚眼レンズは楽しいが今ひとつ効果的には使えていない。色々なレンズも試して観る必要があるんだろうけれど。それとこのレンズの場合、何度も書いているけれどもこの写真では雲に隠れてわからないけれども中央右下あたりに薄い曇りが映るのでさすがに安価に購入したレンズだけのことはある。かといってまだ買い換えるほど使い込んでもいないし、難しいところである。

お花見した場所の近くにある橋である。車道と歩道があるだけだ。

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世間というか日本では10連休真っ盛りだけれど、毎日が日曜日的な僕にはあまり関係がない、かというとそうでもない。図書館とか公共機関の休みになる可能性がある。たとえば長門市立図書館は土日だけやっていて、山口県立図書館は時間短縮になるけれど毎日やっている。お店もやっているかどうかをWebサイトで観たり問い合わせたりする必要が出てくる。

さらに休日だと昼間から日常的には人がいない場所に人がいる可能性が増える。これが田舎の写真撮りには結構ありがたい。やはり人がいるのとまったくの無人だとでは、写真の印象が決定的に違ってしまうからだ。どちらがいいか悪いかではない。決定的に違うのだ。都会や観光地では人がいない写真を撮るために早朝とか出かける必要があったりするだろうけれど、田舎だと人がいる写真を撮るのは本当に大変なのだ。

田舎で人が写っている写真を観たら、意図的なものじゃないかとつい考えてしまう。ましてや美しく若い女性だったらまずモデルだと思ってしまう癖がついてしまっている。実際の事情とかわからなくても。

ARAX-60, ZODIAK−8 30mm, PORTRA 160, 現像:桜カメラ


2019/04/28

ARAX-60と長門市駅遠景

薄い黄砂が空を覆っていた日だったと思う。

ディーゼルカーを近場で撮り終えたのだけれど、駅の反対側へ回っている途中でよさそうな場所を見つけたのだけれど、金網越しでなければ電柱が入るという感じだった。まあ、焦点距離や位置をもう少し工夫してもよかったのだろうけれど、ちょっとそういったのも入れてみるかとほとんど何も考えずに撮ったものだ。うーむ。

長門市駅は、美祢線と山陰線の今は寂れてしまったけれど乗換駅なので、それなりに広い敷地を誇っている。美祢線は、以前はセメントの原料の石灰の貨物輸送で儲かっていたそうなので、そういった時代の名残とかもあるのかもしれない。今は、長門までのベルトコンベア輸送、トラック輸送に変わってしまったけれど。

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本日は、ARAX-60で千畳敷で行われていたバサーというかフリーマーケットを中心に何枚か撮影してきた。人が大勢いるだけで撮るテンションが上がるのが困る。普段は、ここに人が欲しいな、と思ってもいた試しがほとんどないからなあ。目移りしてしまって逆に雑多な写真になったんじゃないかと思う。

ARAX-60, ARSAT 80mm/F2.8, PORTA 160, 現像:桜カメラ

2019/04/27

ARAX-60と長門市では比較的高いビル

長門市では数少ない比較的高いビルだ。

これでも駅前すぐ近くなのだけれど、基本的に田舎だと駅前はあまり開発されていない場合も多い。長門市では以前の中心街はすっかり寂れ、再開発された地域も寂れつつあるといった感じだ。

ARAX-60は撮っていても、なんていうか破綻がないっていうか面白みがないっていうか、きっちりした写真になる気がする。フィルムやレンズのせいもあるのだろうけれど、一番はやっぱり腕の問題かなあ。今後も色々試していくしかない。

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flickerでは、おもにフィルムカメラ写真を追いかけているのだけれど、うまい人はもちろん山ほどいるのだけれど、好みの人がまた多くて、時に絶望する。基本的にフィルムカメラしか観ていないのだけれど、なんでこんな僕好みの写真が、さほどいいねもつかずにたくさんあるんだろうと毎回思ったりする。1日に数枚は、凄い、大好きって写真がある。
なんとなく特徴みたいな共通点みたいなものがあって、ある意味僕が撮っている写真をもっとうまく、静的でそれでいて劇的にした感じだ。まあ、それはそうだろうな。僕も僕の好きな写真を撮りたいと思っているわけだから。


これがInstagramになるとそこまではいかない。いいねとかは全然インスタの方が多い場合が多いわけだけれど、なんていうのか、波長があうといえばありきたりな比喩過ぎるけれど、本当に好みがあう人が多い。僕が好きな写真を好きな人は、世界を見渡せば、決して多くはないけれども、まったくいないというわけではないのだなあ、という思いを強くする。


自分の嗜好が独善だとか独特だとかってことは、基本的にはないのだろう。数ある嗜好の内の一つでしかないということだろう。


そんな中でも頭を殴られたと感じるほど好みの作品が昨日あった。それも2点も。偶然なのか、単純に僕が好きになるのがありきたりなことなのか。


https://www.flickr.com/photos/howiemudge/40737440073/in/feed


これは色使いがめちゃくちゃ好きだ。空の青というよりは白、海か湖かの水色、草の色、ベンチや土の茶色、それらのあわさが信じられないくらい好きだ。なぜかはわからない。大体、風景写真でも人がいる写真の方が好みなのだけれど、ベンチが人を連想させるのか、この孤独も優しさを感じさせる日差しも手前にあったピントも好きだ。


https://www.flickr.com/photos/aalmen/32759077007/in/feed


もう1点はモノクロ写真だけれど、この構図、雰囲気、人の配置、すべてが好きだ。
いつかこんな写真を撮りたいとは思わないのだけれど、ただただ好きだ。写真を観ていると幸せになるというよりは、心揺さぶられ過ぎて少しだけ物悲しくなる。それほど好きだ。

https://www.flickr.com/photos/birikumbi/32748289007


これは一昨日観た写真だったと思う。これもしびれた。こんな写真を撮りたいとは思わない。僕はそこまで欲張りではないつもりだ。だが、本当に凄い写真もまた山ほどあるのだろうとは思う。


ARAX-60, ARSAT 80mm/F2.8, PORTA 160, 現像:桜カメラ

2019/04/26

KONICA HEXARと宇部の港

現像が3本上がってきたが、なかなか希望通りにはいかない。

何度も撮った港ではあるが、空の色、海の色一つとってもそれぞれ違っていて興味深い。まあ、当たり前のことではあるが、ARAX-60なんかもなかなか希望通りにはいかない。意外にということはないけれど、KONICA HEXARがいい感じだったりして、露出と構図は写真では当たり前だけれどでかいな、とか再確認したりしている。まあいい。

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フィルム写真は、よっぽど撮りなれていても結果はなかなかわからない。ささいなミスで完全に失敗してしまうこともよくある。だから逆に、予想外にいい感じに仕上がっているときもある。他人任せだからこそ、予想外で驚きが大きいときもある。まあ、単純に僕が無精者ゆえ、自家現像とかやる気にならないだけだろうけれども。

KONICA HEXAR, FUJICOLOR C200, 現像:桜カメラ

2019/04/25

PENTACON six TLとコンビニの前

最初に撮った1枚だと思う。

何枚かに1枚は撮れていた時期のものだ。正直ごちゃごちゃしすぎていて自分でもどうかとは思うけれど、当然、これはこれで僕には実際に観ている風景なわけでああこんなこともあったなと思い出させてくれるありがたい存在だ。この時はカミサンがコンビニで買い物だったか、支払いだったかをしていて、待っている間のできごとだった。そのくらいまでは思い出す。


MINOLTA TC-1とPENTACON six TLを修理で出しているため、現在持ち歩いているカメラは、ARAX-60とEXAKTA Varex IIbだけだ。EXAKTA Varex IIbはまだ試写の段階で、どういった写りになるのかもわからない。PENTACON six TLを気に入りすぎて、試写中にもかかわらず、4、5本撮ってしまって、使えるのはほとんどなかったことから、用心しながら撮っている。ヘリコイドが硬くてグリスが劣化しているのかもしれない。

PENTACON six TL, VOLNA-3 80mm F2.8, PORTRA 400, 現像:桜カメラ

2019/04/24

PENTACON six TLと新幹線駅のホーム

すでに記憶もさだかではないが、博多駅だったと思う。

鳥栖で磐田の試合があった時の1枚だったと記憶している。どうもシャッターの幕がうまく機能していなかったようで、撮った写真の半分以上が灰色に写っているだけだった。その中のマシな方の何枚かのうちの1枚である。正直、なぜこんな風景を撮ろうと思ったのかとかもまったく覚えていない。PENTACON sixで撮れたらなんでも楽しかった頃とかだったんだろうか。

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ARAX-60にはとても満足している。底面の塗装が剥げてきたのがちょっと嫌な感じくらい。それとやっぱり重たい。ただ、重たい分だけしっかりホールドできて、スローシャッターでもあまり手ブレしないような気もする。気のせいかもしれないけれども。ただ、すなおに撮れて驚きが少ない気もする。まだまだ手探りの状態ではあるけれども。今後はP6マウントの50mmと100mmのレンズが欲しいくらいかなあ。

PNETCON six TL, VOLNA-3, PORTRA 400, 現像:桜カメラ

2019/04/23

ARAX-60と桜の終わり

cafe&pottery音のベランダというかテラスからの眺めである。

ようやく、川面に近いベランダというかテラスでのんびりコーヒーを飲みたいという季節になった。時に川面を渡る風は冷たいので、それなりの装備が必要なときもある。また、直射日光が暑すぎる場合もある。だが、それらを欠点と感じさせないほど川面の眺めは飽きない。

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PENTACON six TLは5月半ばまで戻ってこないことがわかった。まあ、大体のことはARAX-60で十分というかARAX-60の方が、ファインダーなんかはかなり視認しやすいので重さとかを除くとARAX-60の方が使いやすいのだけれど、個人的な嗜好として使っていて楽しい、どんどん撮る気になるのがPENTACON sixというだけのことだ。

EXAKTA Varex IIbにはさほど苦労せずにフィルムを詰めることができた。めんどくさいところがないわけではないが、古いカメラとしては十分許容範囲かもしれない。

ARAX-60, ARSAT 80mm/F2.8, PORTA 160, 現像:桜カメラ


2019/04/22

ARAX-60と菜の花

よく見ると水平もとれていないけれど orz

まあいい。これもお花見のついでに撮ったものだ。ただ雑然としていて写真としてはまったくおもしろくはないと僕も思うけれど、地域の写真として楽しんでいる。ARAX-60は、こういった風にまったくおもしろくなくも撮れるのだなあ、と別の意味で関心している。まったくもって技量が反映するっていうか。この写真をいきなり見せられる人も困っちゃうだろうけれども。

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バス停でバスを待っている人がいたので、許諾を得てARAX-60で撮らせていただいた。そのバス停でバスを待っている人を見かけたのは二度目だろうか。なかなか風情のあるバス停だとは思うのだけれど、さすがに無人のバス停を何度も撮っていると飽きてくる。たとえ、カメラや気候や季節が違ってもだ。

市の一応繁華街の公民館へ向かうそうだ。立ち話をしていたら別の方が小型の電動車でいらっしゃっり、屋根のある方のバス停に乗り捨ててバスに乗り込んだ。2人も乗り込むなんて何か公民館でイベントがあったのだろうか。

ARAX-60, ARSAT 80mm/F2.8, PORTA 160, 現像:桜カメラ

2019/04/21

ARAX-60と花見からの帰り

世の中には電線が好きな人と嫌いな人がいる。

僕はもちろん、好きな方だ。なんで地下ケーブルにしない、すっきりしない、という考えも都会だとわからないでもないが、コストは別にして、単純に電線が空を覆う風景が好きだ。まあ、多くの人に共感される嗜好ではないとは思うけれど。写真は快晴だったこともあって、今ひとつ狙いのはっきりとしない写真になってしまった。

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EXAKTA Varex IIbが届いた。ギミックとしては非常に楽しいけれど、実際に写真を撮ろうと思ったら、僕だったらめんどくさくてやっていられそうもない気がする。システムが独特過ぎて、左手でシャッターを切るとか、しばらく使わなかったらあっという間に忘れてしまいそうだ。美しいしかっこいいけれど、僕が欲しいのは美しいカメラでもかっこいいカメラでもないのだと思い知らされた。まあ、とりあえず、写真は撮るけれども。

ARAX-60, ARSAT 80mm/F2.8, PORTA 160, 現像:桜カメラ


2019/04/20

PENTACON six TLと久留米ラーメン

宇部のショッピングモールの中のラーメン屋さんのラーメンである。

開放で撮っているので被写界深度がきわめて狭くて、海苔と煮玉子くらいにしかピントが合っていない orz まあいい。こうやって失敗を繰り返しながら、カメラの特徴を覚えていくのだ。

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僕はブログなんかには山ほど写真を載っける時があるのだけれど、ある方のブログを読んでいて、写真を選ぶことも写真のうちといった主張を読んで、なるほどと膝を打った(もちろん、比喩的な表現に過ぎなくて実際に僕が膝を叩いたりしたわけではない)。僕は写真を選ぶのがとても苦手だ。僕の好みが特殊だとか言いたいわけではなくて、ありふれた僕の好みもふらふらしてあっち行ったりこっち来たりするし、さらには時々で変化する。なお悪いことに、僕は僕が撮った写真をどんどん好きになっていく。世界中の誰もいいねをつけなくても。

それは身近な場所であったり、旅先の風景であったり、ちょっとした思いつきであったり、するだけのはずの被写体が、僕が撮り、現像し、データ化し、ブログやSNSに載っけることで特別な写真となる。

だが、なんだっていいっていえばなんだっていい、ことでもあるのだ。そこでなるべく、1枚だけ選んでみることにする。まあ、僕は飽きっぽいし忘れっぽいので、すぐに元のスタンスに戻ってしまうかもしれないけれど。

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購入したPENTACON six用のアイレベルファインダーが届いた。広告にはPENTACON用と記載されていたのだけれど、写真を観たらどうみてもsix用にしか見えないので確認の上、six用かも? というややたよりない返事だったけれど、とりあえず購入してみた。違っていたら、これを口実にPENTACONを買ってもいいかなとかいう本末転倒の狙いもあったし。届いたアイレベルファインダーは間違いなく、PENTACON six用だった。人によっては唯一、PENTACON sixで実用的なファインダーだという人もいるくらいの優れものだ。欠点は、やや大きいことと覗くのが上からなのでやや怪しいことくらいだろう。

せっかくのPENTACON sixだけれど、整備の見積もりに旅立たせる。本当に気に入ったので、直せるところはなるべく直して使いたいと思ったからだ。見積もりがちょっと怖いけれど、末永く使いたいカメラである。

さらに、ARAX-60用でARAXに頼んだ人口ゴムっていうか樹脂製のフードが届いた。ただ、付け方が皆目わからない。

PENTACON six TL, ARSAT 80mm F2.8, FUJIFILM PRO160NS, 現像:桜カメラ
アイレベルファインダーを取り付けた状態。

2019/04/19

PENTACON six TLと宇部の東見初埠頭

何度か撮ったところなのであまり新味はない。

さらに、レンズがARAX-60用に購入したものなこともあってKIEV 60やARAX-60との写りの違いが僕にはよくわからない。割と明るいなあと思うけれど、これは露出計の測り方の違いだろうしなあ。まだまだ試行錯誤中なので色々失敗を重ねながら撮っていくしかない段階って感じかなあ。

以下の写真は、ウエストレベルファインダーで適当な構図で撮ったものだったと思う。距離は一部を除いて大体無限遠だったと思う。割といい加減な(まあ、いつもの態度でもあるのだけれど)感じだ。

ただ、PENTACON six TLで撮ることがとても好きだ。KIEV 60やARAX-60ほど重くはなく、デザインも好みだということもあるのだろうけれど、どこが気に入っているかというところに、僕のカメラの好みの本質みたいなものがあるのかもしれない。ただの勘違いや気のせいって可能性も多いにあるとは思うけれど。まあ、でも、撮るのが楽しいカメラで撮ることができるというのは、とても幸せなことだ。写りさえまともだったら。

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ヤフオクでEXAKTA Varex IIbとCarl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8を落札してしまった。イハゲー社製35mm一眼レフカメラだ。すでに日本製一眼レフに遅れをとっているとも言われた時代のカメラらしいけれど、PENTACON sixの同人誌を探していて見つけた同人誌の後継誌を読んでいてEXAKTAが無意識に欲しくなっていた結果かもしれない。困ったものだ。

PENTACON six TL, ARSAT 80mm F2.8, FUJIFILM PRO160NS, 現像:桜カメラ






2019/04/18

PENTACON six TLとcafe&pottery音の店長のポートレイト

長門湯本のカフェの店長さんである。

もちろん、許諾を得て撮らせていただいた。PENTACON six TLはどうも膜不良かなにかがあったようで、灰色しか写っていないコマが多かった。その手直し後の再撮影である。PENTACON six TLは撮影していてとても楽しいカメラだけれど、さすがに毎回半分もきちんと写っていないととてもがっかりして撮ろうというモチベーションは下がる。今回、フィルムは13枚撮れていて、灰色のコマが1コマ、少しだけ右端が折れている感じなのが1枚で、他はまあまあだった。うーん、結構迷うがこのままいくことにしよう。一度整備に出してみようかとも思う。

人物が寄っているのは、ウエストレベルファインダーで撮ったからだろう。さらに、開放なのにピントが髪の毛にあっている。被写界深度がとても浅いのでありがちな失敗である。さらに、シャッタースピードも、1/15かせいぜい1/30だったため、手ブレもしているんじゃないかと思う。記念すべき再開後の1枚ということで写真としてのできは無関係に掲載することにした。

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ARAX-60でセルフポートレイトなどを撮ったりした。開放で1/15秒だったのでまったくうまく撮れている気はしない。

PENTACON six TL, ARSAT 80mm F2.8, FUJIFILM PRO160NS, 現像:桜カメラ


2019/04/17

CONTAX G1と宇部の東見初埠頭

他のカメラでも何度か取り上げた埠頭だ。

どこが気に入ったかというと、工場地帯、商業地帯の奥まったところにあって、かつ、ヨットから漁船まで幅広い小型船が停泊したり、陸揚げされていたりしてなかなか楽しい。夕方ちょっと前くらいになると、漁船が戻ってきて魚が荷揚げされる。さすがに、宇部だけあって人がいて写真写りが良い、などの理由による。まあ、僕に船の知識がまったくないので、ただなんとなく撮っているだけなのだけれど。まあ、一番の理由は映画館の側なので、映画と映画の待ち時間や終わった後にちょっと撮るのに都合がいい、ということかもしれないけれども。

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中古カメラ屋さんのWebページの商品情報で見つけた、ペンタコンのルーペファインダーが、どうにもPENTACON six用に見えたので確認をしたら、PENTACON sixっぽいということだったので注文してみた。うーん、どうなんだろうw

CONTAX G1, Biogon 28mm F2.8, FUJIFILM NEOPAN 100, 現像:なら写真くらぶ









2019/04/16

ARAX-60と春の河川敷の花見

こっそり撮っているつもりが意識されてしまった。

先日の花見での風景である。一応、掲載の許諾は得ている。写真掲載はかなり嫌がる方だけれど、さすがに無許可で載せるわけにもいかない。

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ARAX-60を持ってここ数日ウロウロしていたが、なかなか撮る気にはならなかった。今日は、長門市駅でディーゼルカーのキハ40、キハ120などを撮ってきた。駅の近くにブルドッグが3匹いたので撮りたいと思ったが、すぐに家に戻ってしまいかなわなかった。やっぱり結構、どのカメラで撮りたいかというのはモチベーションには大きい。写真という結果よりも、どのカメラかということの方が僕には大きいようだ。困ったものである。

ARAX-60, ARSAT F2.8/80mm, PORTRA 160, 現像:桜カメラ

2019/04/15

FED-2と桜の川を行け

先日、KONICA HEXARで紹介した写真をFED-2でも撮っていた。

FED-2は旧ソ連製のいわゆるライカLマウント互換のレンジファインダーだ。ウクライナのハリコフのFED工場で、1955年から1970年にかけて作られた。タイプaからeまでの5タイプあるようで、僕の持っているのはbタイプのようだ。まあ、素人判断なので間違いがある可能性もあるけれど。1が完全にライカの模倣だったのに比べて、レンジファインダーの有効基線長を長くしたので、ピント合わせの精度が向上したり、独自の機能が追加された。また、フィルムの装填も蓋というか底が外れるので、バララックライカよりは結構やりやすい(という話だ。僕はバララックライカは使ったことがない)。

僕が入手したモデルでは、シャッターボタンを兼ねたテンション開放リングのマークがずれていて、押し込み方がたりなかったようで、フィルムを切ってしまった orz さらに、個体差かもしれないが、巻き戻しノブが結構硬くて、終わったかなと思ってフィルム巻き戻しの途中で蓋を開けてというか外してしまったりした orz ただ、言われているほど、ダメなカメラという気はせず、なかなか魅力のある実用機として楽しんでいる。

使い方がよくわかっていなかったため、上面左端の視度調整レバーでファインダーの焦点が変わることを知らずに、古いカメラだからどっかダメになっているのかな、とか思い込んでもいたりした。まだまだわかっていないことだらけだと思う。

個人的には、とても実用的でそれでいて楽しくレンジファインダーを楽しむことができる1台だと感じている。お薦めするかというと、うーん、と考えてしまうけれど僕は好きだ。本当に実用で写真を撮ることだけを考えたら、日本製の機械式一眼レフ、ついでレンジファインダーの順、さらにかなり離れてって感じだとは思うけれど、どうせ趣味なのだから、気に入ったデザインのカメラを使うのもいいんじゃないかと思う。僕はこのデザインはかなり好きだ。

FED-2。旧ソ連製のLマウントのレンジファインダー。
FED-2, INDUSTER-61L/D 2.8/55, FUJIFILM NEOPAN 100, 現像:なら写真くらぶ






2019/04/14

CONTAX G1とモノクロの長門市駅

モノクロは苦手ゆえに惹かれる。

長門市駅は山陰線と美祢線の接合駅だ。昨今は静かな田舎の駅というだけだが、乗り換えなどもあるのでそれなりに広く風情がある駅である。

モノクロは非常に力があるとは思うのだけれど、僕にはちょっと、いやまったくうまく撮れる力はない。それなりに雰囲気のある写真になったとしたら、それはまったくもってカメラとフィルム、そして現像所の賜である。

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FED-2のモノクロ写真の現像もあがってきた。こっちもそれなりにいい感じ。FED-2は結構癖があって、巻き戻しの途中で裏蓋を開けてしまったり、操作を間違えてフイルムを切ってしまったりしたけれど、物としてはすごく好きだ。チープといっては大変失礼かもしれないが、ある意味大雑把さと精緻さのバランスというか、なんといってもきちんと写真が撮れる点がいい。今は安価だけれど、ただ、人に薦めるかどうかといえば、うーん、どうなんだろう。多くの人には、国産のレンジファインダーでも薦めるかなあ。

CONTAX G1, Biogon 28mm/F2.8, FUJIFILM NEOPAN 100, 現像:なら写真くらぶ










2019/04/13

ARAX-60と桜と河川敷

先日、カミサンと河川敷で花見をのんびりとした。

ついでに写真を撮った。 暖かく穏やかで良い花見日和だった。駐車している車からしたら結構人はいる感じだったけれど、おもに川の反対側で花見している人達が多かったようだ。まあ、でも田舎なので場所取りに困るといったことはまったくない。あまり花見の風習自体もない感じ。若い人達が中心のようだ。

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MINOLTA TC-1の電池蓋のスイッチがなくなっていた orz 気づいたらなくなっていたのでいつなくなったのかはわからない。幸いなことに電池は普通に通っているので撮影とかフィルムの巻き戻しとかはできる。月曜日に、ケンコー・トキナーに電話しないと。

PENTACON six TLは、フィルムのできあがりを見るとかなりやばい感じ。きっちり修理が必要な感じ。まあ、もう1本観た後で修理に出してみようと思う。

ARAX-60, ARSAT 80mm/F2.8, 現像:桜カメラ


















CONTAX ARIA Dと花咲く桜の木と道を埋める桜の花びら

散歩の途中で見かけた風景だ。 雨後曇りの天気だったがこの時はもう雨はあがっていたとは思う。アスファルトの私道を花びらが埋めていたので撮ろうと思ったが、思ったよりも桜の花が残っていたので桜の木も撮ってしまったというところだったと思う。道の側から崖になって桜の木は崖の途中に生えている...