2018/02/24

MINOLTA TC-1とミニマリズム

ミニマリズムが嫌いだ。

なんていうのか、俺はわかってこんな不便なことをしているんだぜ、って感じが嫌いだ。他の様々な日本の物流に依存していて、単純にアウトソーシングしているだけなのにこんなに物に囚われない自分かっこいいっていう姿が透けて見えて、嫌になってくる。コンビニやスーパーがなかったら、外食産業がなかったら、そこまで物を持たずに生きていくことが本当にできるのか。

さらに言えば、膨大な電気がないと生きることさえ難しい人々の存在をどう思っているんだろう。個人の嗜好というか遊びのうちはいいけれど、現代文明がないと生きることさえ難しい人達の存在を忘れ過ぎではないのか。

いや、わかっている。それは憧れの反対の感情。自分では絶対にできないので、ミニマリズムを嫌うことで感情の平衡を保っているのだろうと、勝手に自分の嗜好を推測してみる。そんなに大幅に外れた推測ではないと思う。

その証拠に、時々僕は運転免許証とかを入れた財布とASUS ZenFon 3 Ultraだけを持って車に乗ったりする。もちろん、それで困らない場合に限るわけだけれど大体の場合は困らない。

ASUS ZenFon 3 Ultraは、6.8インチの液晶ディスプレイを搭載しているので短時間だったらタブレットやKindle代わりにも使える。長時間読書しようとするとE-inkにはかなわないとは思うけれども。最近はそこにMINOLTA TC-1が加わった。なかなかミニマリズム道は険しい。

MINOLTA TC-1, FUJICOLOR C200, 現像:カメラのキタムラ萩店




手ブレがひどいが、今後も続いて欲しい萩のツインシネマ


2018/02/23

MINOLTA TC-1と長門の風景、何度目か

フィルム写真を撮るようになって、長門の風景を気に入っていることに気づいた。

そんなに気にしてはいなかったんだけれど。長門に来てもうすぐ5年が過ぎる。東京とは何もかもが異なった風景だけれど、風景、食べ物、気候どれも気に入っている。僕にとってとても意外だったのは、僕が運転が大好きなことだった。それまで数十年ぺーパードライバーで、身分証明書がわりに使っていた免許証が初めて本来の意味で役立った。東京にいたままだったら、とても自動車を維持できたとは思えないので(駐車場代だけでこのあたりのアパート代くらいするのかもしれない)長門に来ることがなければ、自分が好きな物さえ気づくことがなかったことだろう。

写真はちょっと水平とってないのも多くて、慣れてきたことで雑になってきたのかもしれない。自動車の運転もそうだけれど、慣れた後が結構事故が怖かったりもする。楽しもう。

MINOLTA TC-1, FUJICOLOR C200, 現像:カメラのキタムラ萩店













2018/02/22

MINOLTA TC-1と萩、再び(34枚)

フィルムの残りである。


現像の関係でこういったことが起こる。偉そうなことを前に言っていたが、旧家も結構撮っていた。ここにはあまり載せてはいないけれども。萩は滅びの美学っぷりもすばらしいけれども、新たな建設、新たなお店もとても魅力的な街だ。活力があるとは必ずしも言えないが、様々な人達の活動を知ることはできる。

NPOが運営している映画館があるのだけれど、もうちょっと客が入ってくれてもいいなあといつも思ってしまう。映画のスクリーンは小さいけれども、逆にこじんまりとしてとてもいい感じなのだけれど。

MINOLTA TC-1, FUJICOLOR C200, 現像:カメラのキタムラ萩店















patra cafe店内

ランチ。おいしかった。




















MINOLTA TC-1と一の坂川と花見をしたり写真を撮ったりする人達

咲き始めの一の坂川の桜と見物客だ。 曇り空が白く飛んでしまっているけれど川の水の色が深い緑色でFUJICOLOR 100だなあと思わせてくれる。そこそこの枚数この場所を撮ったが、MINOLTA TC-1とFUJICOLOR 100の組み合わせは、何度も撮りたくなる組み合わせだなと...