モノクロは苦手ゆえに惹かれる。
長門市駅は山陰線と美祢線の接合駅だ。昨今は静かな田舎の駅というだけだが、乗り換えなどもあるのでそれなりに広く風情がある駅である。
モノクロは非常に力があるとは思うのだけれど、僕にはちょっと、いやまったくうまく撮れる力はない。それなりに雰囲気のある写真になったとしたら、それはまったくもってカメラとフィルム、そして現像所の賜である。
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FED-2のモノクロ写真の現像もあがってきた。こっちもそれなりにいい感じ。FED-2は結構癖があって、巻き戻しの途中で裏蓋を開けてしまったり、操作を間違えてフイルムを切ってしまったりしたけれど、物としてはすごく好きだ。チープといっては大変失礼かもしれないが、ある意味大雑把さと精緻さのバランスというか、なんといってもきちんと写真が撮れる点がいい。今は安価だけれど、ただ、人に薦めるかどうかといえば、うーん、どうなんだろう。多くの人には、国産のレンジファインダーでも薦めるかなあ。
CONTAX G1, Biogon 28mm/F2.8, FUJIFILM NEOPAN 100, 現像:なら写真くらぶ |
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