様々なカメラ、季節で何度撮ったかわからない玄関だ。
ビシッとピントは合ったがやや右肩上がりになってしまった。まあいい。晩秋や冬には枯れてしまうので、夏にはツタの葉でいっぱいだった玄関も今は寂しげな雰囲気になっている。ツタの葉が一部紅葉して残っているのが意外と言えば意外かもしれない。窓ガラスの光の反射もいい感じなので、もうちょっと上部のガラスを撮るべきだったかもしれない。背後が民家なのでこれ以上下がれないため、NORITA 66で撮るのであれば広角レンズを使うべきだったろう。NORITA 66はミラータイプの中判一眼レフカメラとしては軽量とは言えないこともない大きさ重さだけれど、さすがに交換レンズを持ち歩くとなかなか大変なので難しいところだ。車での移動だけであればさほど苦ではないのだろうけれど。
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快晴。ひさしぶりの快晴だが風は冷たく日中は日向でも寒かった。カミサンと散歩というか徒歩での買い物。冷たい風に長門深川廃寺跡方面へ向かうのはあきらめて、板持川沿いを下流に歩き、ゆめマートで食材を購入した。その後、さすがに歩数がたりないということでセブンイレブンまで歩き、温かい飲み物を購入した後帰宅した。13万円台のGA645 Professionalはあっという間に売れたのか、表示されなくなったので幸いなことに悩む必要はなくなった。簡単に使える中判フィルムカメラは正直欲しいけれど、修理もできないカメラに20万近く金を支払う気にはなれないからなあ。 文春オンラインの小泉悠氏、高橋杉雄氏の対談で故佐藤大輔を語る動画の一部を観て、懐かしく様々な事柄を思い出した。故人と知人ではあったが、さほど深い知り合いではなかったが、『レッドサン・ブラッククロス』の小説の中に僕の名前が使われる程度の知人ではあった。そういった方面とは無関係な方向へ来てから数十年は経つので、ただ、一読者として懐かしいというのと亡くなったことがとても残念だというのが正直な気持ちかもしれない。
NORITA 66, NORITAR 80mm F2, f/2.8, 1/125, 2024/12/03 15:07, KODAK GOLD 200, 現像:桜カメラ |