フィルムに撮らされたって感じの夜景である。
まだ、このフィルムは2、3本しか撮ってなかったと思うので、全然どんな風に仕上がるのかがわからない。やはり、山程撮って山程失敗しないとなかなかどんな写真にはのかはわからないように思う。どういった風に明るく、あるいは暗く仕上がるのかを理解するにはまだまだ時間がかかりそうだ。僕は基本的に撮影のために旅行したりどこかへ行ったりすることを良しとしない。もちろん、それに深い理由などはなく単純に僕の好みの問題だ。もちろん、まったく目に入る物をそのまま撮るとかいったわけでもなくて、どこかへ行ったついでにちょっと寄り道したり、自転車で走っていて気に入った風景、建物があったらちょっと停まって撮るといった程度のことはしている。わざわざそのために、撮影を目的として何かをすることはないけれど、ついだったり、ちょっと足を伸ばしたりだったら普通にしている。
今回も散歩のついでだ。日中は暑すぎるので、宵の口に散歩をする習慣になっている。そのついでに撮影したものだ。そのため、やや無理やりISO800のフィルムを使うために撮った感じでおもしろいと感じる写真はあまりない。
僕の住んでいる所では、暗いところはいくらでもあるけれど、明かりのある所を探すのはちょっと大変って感じの所だ。まったく無人ではないけれど。基本的に、歩行者や自転車で移動している人はほとんど見かけない。高校生が自転車を使っているくらいだ。ほぼ、自動車で移動する人ばかりだ。
ONTAX G1, Planar 45mm f/2 T*, FUJICOLOR SUPERIA Venus 800, 現像:カメラのキタムラ萩店 |
月と。標準レンズだったのは失敗だったかも。散歩のついでなのでカメラも本機しかないし、替えのレンズも持ち歩いてはいない。 |
中の明るさのせいで見た目よりは暗く撮られてしまった。このあたりは、まだまだ何枚も失敗する必要があるかもしれない。 |
なじみの中華屋さん。最初は台湾料理を掲げていたような気もするけれど。中の明るさに引きずられすぎていると感じる。 |
時刻的にはこちらの方が遅い時間だ。写真は時刻どおりに並んでいるが、明るい光がないだけ逆に全体が明るくなっている。その分、階調なんかはちょっとという感じ。 |
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