2018/12/03

MINOLTA TC-1と湯本温泉への道

ちょっとしたスナップには最適なのがMINOLTA TC-1だ。

まず、いつも持ち歩く気になるし、何か気になる物があったりした時に、すぐに取り出して撮る気になる。これは決定的だ。多くの人にとって、スマートフォンやコンデジで行っていることを、僕はMINOLTA TC-1で行っている。

とりあえず撮るというときには、その小さくて日常的にカバンに突っ込んでおく気になる大きさ、4段階しかない露出と露出優先のオートフォーカス、そしてなによりもG-ROKKOR 28mm F3.5レンズの描写力が多少めんどくさい状況であっても撮ってみようかなという気分にさせてくれる。風景に関しては本当に言うことのないカメラだ。

欠点といえば、レンズがやや暗いことと、様々な電子部品を使っているので完全な機械だけのカメラに比べて、壊れたら修理できない部分があるということ、それと新規で買うにはちょっと高いことくらいだろう。電子部品を使っていていつかは壊れてしまって修理できなくなるとか言っても、考え見ればすべての機械はいつか壊れて使えなくなるわけだし、今この瞬間使えるだけで十分だと思う。僕は壊れてしまったらその時にまた考えればいいだけだと思う。MINOLTA TC-1に替わる物がなければまた中古で買えばいいだけだろう。まあ、今の時代となってはコンデジか高機能なスマートフォンで十分かもしれないけれども。

MINOLTA TC-1, FUJIFILM記録用カラーフィルム100, 現像:山本写真機店。この青空の色はある意味で山本写真機店ブルーと言っていいような気がする。
山陰道の工事現場。奥に見えた仮設橋は現在ではすでに撤去されている。
何度撮ったか自分でも覚えていないような風景だ。季節や時間、フィルム、カメラの違いで毎回異なった印象になる。不思議だ。

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