2018/02/24

MINOLTA TC-1とミニマリズム

ミニマリズムが嫌いだ。

なんていうのか、俺はわかってこんな不便なことをしているんだぜ、って感じが嫌いだ。他の様々な日本の物流に依存していて、単純にアウトソーシングしているだけなのにこんなに物に囚われない自分かっこいいっていう姿が透けて見えて、嫌になってくる。コンビニやスーパーがなかったら、外食産業がなかったら、そこまで物を持たずに生きていくことが本当にできるのか。

さらに言えば、膨大な電気がないと生きることさえ難しい人々の存在をどう思っているんだろう。個人の嗜好というか遊びのうちはいいけれど、現代文明がないと生きることさえ難しい人達の存在を忘れ過ぎではないのか。

いや、わかっている。それは憧れの反対の感情。自分では絶対にできないので、ミニマリズムを嫌うことで感情の平衡を保っているのだろうと、勝手に自分の嗜好を推測してみる。そんなに大幅に外れた推測ではないと思う。

その証拠に、時々僕は運転免許証とかを入れた財布とASUS ZenFon 3 Ultraだけを持って車に乗ったりする。もちろん、それで困らない場合に限るわけだけれど大体の場合は困らない。

ASUS ZenFon 3 Ultraは、6.8インチの液晶ディスプレイを搭載しているので短時間だったらタブレットやKindle代わりにも使える。長時間読書しようとするとE-inkにはかなわないとは思うけれども。最近はそこにMINOLTA TC-1が加わった。なかなかミニマリズム道は険しい。

MINOLTA TC-1, FUJICOLOR C200, 現像:カメラのキタムラ萩店




手ブレがひどいが、今後も続いて欲しい萩のツインシネマ


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