9月29日に紹介した写真の前の1コマだ。
ずっと歩いているのを眺めていて2枚しか撮らなかったのもどうかと思った。35mm換算にすると87mm相当ということで中望遠という感じではある。ポートレイトなんかもいける気がする。撮る機会はなかなかないけれど。NORITA 66の写真を1枚掲載しようと思って、過去写真なども含めて眺めていて一番気に入った写真だったのでちょっと時期は経ってしまったけれどこれを紹介する気になった。長門市駅の広大さの一旦がわかる写真でもある。ホームとか跨線橋とかは小さいけれども。以前の蒸気機関車の給水所跡とおぼしきところも残っていたりする。車両数は1両かせいぜい2両だけれど、6台ものディーゼルカーが一望できたりするときもある。
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曇り。午後から車でフィットネスクラブに行った。水中運動でヘロヘロになって帰宅。さすがに今日は散歩に行く元気はない。
NORITA 66の雑感
NORITA 66はとても気に入って使っているけれど、だからといって人に薦めるかというとなかなか難しいところだ。やはり、出回っている台数が違い過ぎると思う。萩谷剛著の『ズノーカメラ誕生』によるとNORITA 66の全生産台数は5千台にいっていないそうだ。フィルムカメラというマイナーなジャンルの中でもさらにマイナーな中判カメラ、その中でも結構特殊なペンタプリズムを搭載した一眼レフカメラ、それもマイナーなメーカー製品となると、きちんと動く1台にあたるかどうかがすべてになってくる気がする。僕のは市販のカメラ屋で買ったものだけれど、実物を見ることもできずに委託品を購入したものだ。賭けといえば賭けだと言える。幸いなことに現状、気になる点はあまりないけれど、いつ故障するかわからないということだけは忘れないようにしている。まだ、PENTAX 67の方が薦めやすい気がする。個人的にはコマ被りが必然のようなPENTACON six TLの方が全然メジャーだろう。PENTACON six TLは写りはとてもいいけれど、かなりの確率でコマ被りを覚悟する必要がある。それは、KIEV 60はもちろんのこと、KIEV 60の改良型であるARAX-60でも起きるので、フィルムの厚さが過去とは違っていることからの必然とかって話なのかもしれない。
とはいえ、たまたまかもしれないけれど、さほど不具合を感じない個体のため、僕はNORITA 66にとても満足している。レンズも、ボディーを購入した時に付属していた80mm F2はもちろんのこと、大手カメラショップの通販で購入した40mm F4(コードが特殊なので普通の検索では見つけることができなかった)、中望遠なのでさほど高くない価格でカメラショップの通販で購入した160mm F4のいずれも気に入った。あとは望遠はさすがに使う機会がほとんどないだろうから(PENTACON six TLでの経験則でもある)、55mm F4が欲しいくらいだ。これもなんとMC 55mm F4がカメラショップの通販に出ているけれど、価格がそれなりに高いので躊躇している。ヤフオクだと過去の記録だけれど格安で落札した人もいるからなあ。いずれにしても、最後に購入した中判カメラのつもりで楽しんでいる。
NORITA 66, NORITAR 160mm F4, f/11 1/250, 2022/09/14 14:20, KODAK PORTRA 400, 現像:桜カメラ |
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