2021/04/28

CONTAX TVSと家と家の間の屋根のある路地

 家と家の間を屋根でつないだ家があった。

中国かどこかみたいでかっこいいと思わずシャッターを切った。路地の感じがすばらしい。長門湯本まで散歩に行った帰りだ。ちょっと通り過ぎてから、あわてて戻り、コートというかジャケットというかのポケットに入れたCONTAX TVSを取り出して撮ったものだ。

目で見た印象は周りの風景も入ってくるので、写真で切り取っただけの部分とは当然印象が異なってくる。良いか悪いかはわからないけれど、つねに写真のように切り取った時どうなるかを考えながら、風景というか世界を見ている気がする。つねにポケットに入れておく気になるCONTAX TVSだからこそ撮れた写真というべきかもしれない。シャープさでは他のズームじゃない高級コンパクトの方が正直よく写ると思うのだけれど、CONTAX TVSには日常的に持ち歩きたくなるかっこよさがある気がする。

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お義母さんをデイサービスに放り込んだ後、一時帰宅。その後、千畳敷のカントリーキッチに行き、ハンバーグランチを食べ、デザートを食べたりした。CONTAX TVS、そんなに高い価格ではなかったので1本だけ購入したPREMIUM 400で出かける前の柿の木の葉とか千畳敷の風景とかを撮った。帰宅しようと思った頃には1本撮り終えていた。その後、フィルム3本をさくらカメラに現像に出すために、近くの郵便ポストまで自転車で行く。

CONTAX TVS, Carl Zeiss Vario Sonnar 28-56mm F3.5-6.5 T*, 2021/04/16, KODAK ULTRAMAX 400, 現像:桜カメラ

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