何度か紹介しているどん詰まりの道の側にあった樹だ。
自動露出で撮っているのでありがちな空に露出があった写真になってしまった。さらにモルト劣化による光漏れまである。まあ、ただ、そういったことを全部含めると、結果としてまったく意図していないけれど、なかなかおもしろい写真になってしまった。こういった写真を意図して狙うのは、まったく僕の好みではないけれど、結果的にこういった写真になってしまった、あるいは成り果ててしまったというのも、フィルム写真とその結果としては甘んじて受けよう、というか意外に好きかも、となる僕の心の不思議。ただの天の邪鬼という気もするけれど。
全部がこんな写真だけだったら、フィルム写真で撮るのとか僕はやめてしまうだろうけれど、たまにというかまれにだとおもしろいな、と思う余裕? もある。それだけ、今撮っているカメラは、きちっとした写真を普通に何の工夫もなく撮ることができるから、なんだろう。
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先日、モルト劣化で光漏れするようになったMINOLTA TC-1の修理の見積もりを出すために、ケンコー・トキナーに送った。MINOLTAから修理を引き継いでいる会社だけれど、修理部品とかはもうあまり残っていないようでできることも限られているらしい。僕が自分でモルトの修理をせずにわざわざ依頼に出したのは、まず、僕が生来のぶきっちょであること、次に、今まで修理を続けてくれている会社への感謝の念からだ。MINOLTA TC-1を修理に出すのは三度目になる。
MINOLTA TC-1, KODAK ColorPlus 200, 現像:桜カメラ |
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