人がいると勝手に人は物語を始める。
人が興味あるというか注視するのは人であるのだろう。人がいるかどうかで写真も多大な影響を受ける。人の写真に写っている物理的な大きさでその影響の度合いは異なってくるのだろうけれど。このくらいの大きさの場合は、明らかに人物写真というよりは風景写真の一コマという感じだけれど、もうちょっと大きくなるだけで本当に人が中心になっていく。それだけ人が脅威であり、また、脅威ではなくても影響を受けやすいということなのだろう。この後、立ち話している写真をCONTAX TVS、GA645Ziで撮ってはいるが、雰囲気や全体の明るさからこの1枚を紹介する。そういった意味では、写真というものは、あるシーンを撮るという判断の結果シャッターを切られ、わざわざ数あるフィルムの中からこの1枚と選ばれているわけだから、僕による創作なのだなあという思いを強くする。もちろん、細かなカメラやフィルムの違いも大きいのだろうけれど。
午前中、ショッピングモールフジの2階から見下ろした風景だ。雨が上がってしばらく経った後で、水たまりは手前左下にしか残っていなかった。ここから見た色味が割りと気に入って買い物の精算しているカミサンを後にして撮った写真だ。こういった色味はPORTRAの魅力だろう。来年早々に値上げするそうだけれど。
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磐田の試合が14時からあるので午前中から散歩。ほぼ快晴で温かいとは言えないが寒くはない中、のんびり歩いた。作ったおにぎりが小さかったのでセブンイレブンでサンドイッチや飲み物を購入した後、野球場まで歩いた。もうシーズンオフなのか野球はやっておらず、母子3人が遊んでいるくらいだった。昼食後、深川川沿いに下流に歩き、スポーツ公園へ行ったけれど、やはりほとんど誰もいなかった。月末近くなのでみんな忙しかったかのかもしれない。野球場のメタセコイアがいい感じに紅葉していたので、CONTAX TVS、PORTRA 160で撮った。その後、自宅前に向かう途中、踏切が鳴ったのでディーゼルカーを撮った。
CONTAX TVS, Carl Zeiss Vario Sonnar 28-56mm F3.5-6.5 T*, 2021/11/18, KODAK GOLD 200, 現像:桜カメラ |
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