2020/10/14

PENTAX 67と突堤、自転車

右下の赤被りは光漏れだと思う。

PORTRA 400は非常に優れたフィルムだと思うけれど、FUJIFIMのブローニーとかを使っていると物としての完成度があまりに低すぎる気がしてくる。それはまず、ナイフとかないと簡単に切り離せない巻紙であり、千切った後も糊によって残るでこぼこした紙であり、そして撮り終えた後フィルムを留める時に簡単に紙が切れたり千切れたりすることだ。まあ、いまさら変わらないだろうけれど、こういった物としての完成度は本当になんとかして欲しいと思う。

話が逸れた。この光漏れも留めるための紙が千切れて、輪ゴムで巻いて留めた結果、漏れた光だと思う。本当に低い完成度が腹立たしい。それでも使いたくなるフィルム自体の完成度も逆に腹立たしく思えてくる。こんなに好きな情景になりさえしなければ、こんな物としての完成度が低いものを使わなくてもいいのに。

10月2日に紹介したカットの後に撮った写真であり、横位置での写真だ。記録を見るまでシャッター速度と露出の両方を変えていたとは気づきもしなかった。まあ、両方変えたので同じような写真になっただけとも言える。自転車2台が突堤の先の方に停めてあり、人物も見える。その後二人は突堤を自転車で往復したりするので青春だなとか勝手に思っていたがこの写真からわかることではないだろう。

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お義母さんをデイサービスに放り込んだ後、昼、道の駅センザキッチンにある寿司屋で昼食。ついでに、昨日届いたOlympus XA2の試写。フィルムはFUJICOLOR 100。試写のたんびに使っている気がする。というか試写の時しか使わない。まず、自宅前の携帯電話基地局の鉄塔を撮ったり、自宅の風景を撮った後、センザキッチンで海、船、人などを撮った。距離を3段階のどれかから選び、自動で露出が決まり、撮った後は手動で次のフィルムを巻くので、感覚としては写ルンです。を使っているみたいな感じ。フィルムを巻くリズムが、変に心地良い。あっという間に36枚撮り終えてしまった。

その後、PENTAX 67、SMC 165mm、PORTRA 400でセンザキッチンの周囲、海、船、人を撮っていたら、こちらも10枚あっという間に撮り終えてしまった。


PENTAX 67, SMC TAKUMAR 6X7 105mm F2.4, f/11, 1/500sec, 2020/09/20 15:25, FUJIFILM PRO 160NS, 現像:桜カメラ


大きさはMINOLTA TC-1より一回り大きな感じ

3段階の距離は設定をよく忘れるが蓋を開ければリセットされるので大失敗は少ない?


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