2020/06/13

PENTAX 67とカフェの冷蔵庫

本来はケーキなどを入れておく冷蔵庫だけれど、現在はCOVID-19の影響で弁当を入れている。

カフェ360の冷蔵庫である。弁当というかテイクアウトの販売のために、テイクアウト専用の玄関を新しく作ったのにはびっくりだ。本来はケーキ用の冷蔵庫だったのだけれど、ここしばらくは使われていなかった印象だが、弁当やサンドイッチのために復活したようだ。

 ●

地元の書店で予約した『新九郎、奔る!』4巻を入手した後、このカフェ360でコーヒーを飲みながら読んだりした。その後、SNSを見たり、PENTAX 67、165mmで厨房を撮ったりした。さすがに、くつろいでいるお客さんに声をかけて撮るわけにもいかない。

雨の日は、帯状疱疹で痛めた脚が痛んでしかたがない。当分、こんな神経痛が続いていくのだろう。

 ●

勢いでPENTAX 6X7を落札してしまった後、不具合があったりなんかでPENTAX 67をショップで買い直したり、さらに落として壊してしまって、修理が可能かどうかもわからない時に、勢いでPENTAX 67を落札してしまったりしたけれど、フィルムを20本程度は消費したので、簡単に使ってみた感想を述べてみたい。

まずは、中判カメラとしても巨大で重いし、ミラーアップの反動は確かにすごいが、非常によくできたカメラだと思う。写真のクオリティーについては腕による部分も大きいと思うので僕に語る資格はないけれど、撮っていて本当に楽だし楽しいカメラだ。重さを除くけれど。

僕は、中判カメラはPERKEO IIに始まり、KIEV 60、ARAX-60、PENTACON six TL、GSW680III、GA645Ziを使った程度に過ぎないので、他の著名なカメラを一切触ったこともないので偏った意見だとは思うけれど、GA645Ziを除くともっとも手軽に扱えるカメラな気がする。もちろん、一眼レフだということ、日本製だということなど様々な要因があるんだろうけれど。画質的な不満はまったくない。

ただ、誰が撮っても似た雰囲気になるような気はする。中判特有のボケが顕著な雰囲気が、より一層強調されるような気はする。

それと、意外にオークションでの入手でも、PENTACON six TLのように壊れているのが当たり前(出品者が知らない場合も隠している場合もあるだろうけれど。さらに同機ではコマ被りは仕様のうちと認識されている)なんてことはなくて、一部の例外はあるにしても、比較的問題なく使えるカメラが多い印象だ。まあ、僕の場合もたまたまって可能性があるし、6X7と67のニコイチみたいな機種を掴まされたこともあるけれど。とくにレンズは、オールドレンズにありがちなハズレは今のところ入手していないと思う。

それと僕は古いカメラは、なんとなく単体露出計を使ってきたのだけれどTTL測光が本体についていることの便利さを知った。めんどくささや撮るまでの速度が段違いだ。もちろん、自動露出がついた機種やデジタルカメラとはそれでも天地の差はあるけれど。6X7、67のTTL測光部分は不格好だけれど、十分実用的だし理にかなっていると思う。

重たいことが気になれなければ、多くの人にお薦めできる機種だと思う。さすがに67 IIは高いと感じる人が多いと思うので、最近はショップでもまれに値段がかなりこなれてきた機種がある時がある67がいいんじゃないかと思う。6X7を入手するんだったら、オークションの個人売買ではなくショップの方がいいかもしれない。

PENTAX 67, SMC MACRO-TAKUMAR 6X7 135mm F4.0, f/4.0, 1/60sec, 2020/06/04 15:00, PORTR 400, 現像:桜カメラ

0 件のコメント:

コメントを投稿

NORITA 66と中間リングを使って撮ったはなみるくさん

接写リングを入手したので撮ったというだけの写真だ。 かなり未熟で瞳の手前の頬のあたりにピントがあってしまっている。中間リングは他にも2個入手したが、NORITA 66で拡大写真を撮ってもおもしろいかというとおもしろいテーマを見つけるのが大変そうなので僕はやらないかなあという感じだ...