2018/07/01

CONTAX G1、Biogon 28mm f/2.8 T*購入。おもに長門市駅付近の風景

ついできごころで。

CONTAX G1とBiogon 28mm f/2.8 T*を買ってしまった。正しくは両方共異なった出品者から落札してしまったが正しいけれども。ROM未改造品だ。どうせ、G2のレンズなんて高くて買えないのだ。あるいは、欲しくなったらG2を買えばいいだけだ(これはもちろん負け惜しみだw)。MINOLTA TC-1を使っていて特に不満はない。もちろん、フラッシュが壊れてしまったようなのでただでさえ暗いMINOLTA TC-1で室内を撮るのはしんどいことだけれど、それはフィルムのISO感度が高いフィルムを使えばまあいいことだ。ただし、1台しかフィルムカメラを使ってないわけで、そういった意味では複数のカメラがほしいなあという思いはあった。

もう1台MINOLTA TC-1でもいいかなと思っていたけれど、MINOLTA TC-1は高値安定って感じでなかなか価格的にきびしい。そこでもう1台のフィルムカメラを予備兼異なったISOフィルム用(あるいはモノクロフィルム用)として考えてみることにした。

ただし、忘れてはならないのは、機械式を除く電子部品を使ったカメラはやがてはまったく使えなくなってしまうことだ。今後、故障しても修理できる可能性は一部の機種を除くとなかなか厳しいのが現状だ。だが、それも考え方による。実用として使うことを考えたら数年でも使えれば十分な中古を買えばいいだけのことだ。僕はフィルムカメラを集めたいわけじゃなくて、それで写真を撮ってブログに載せたいだけだ。気が向いたら紙焼きもするかもだけれども。

数年しか使えない覚悟で買うとなると、あまり高額な物を買う気にはならない。また、CONTAX 2は部屋の箱のどこかに眠っているはずなので(5年前の引越し時に確認だけはした。状態はわからないけれども)、別のカメラがいい。まあ、CONTAX 2も現在ではおいそれと買える値段ではないけれども。

そこでCONTAX G1に目をつけた。レンズ交換可能なオートフォーカスのコンパクトカメラというコンセプトは、無精者の僕にはかなり適している。Biogon 28mm f/2.8 T*は、さほど高額というほどではないし、レンズは今後も使い続けることができる。CONTAX G1自体は、液晶がボロボロになっている機種が多いようだけれどG2に比べてかなり安価だ。実際、僕が入札した価格も、かなり安価なものだった。これくらいだったら数年に1台の買い替えでも十分と思える価格だ。

実際に来た筐体は、結構外装はボロボロだけれど、液晶は一応全部液漏れもなく大丈夫なようだ。これは正直嬉しい。僕は愛でるためにG1を手に入れたわけじゃなくて写真を撮るために手に入れたわけだから(何度も強調しているのは、言わないと自分でも忘れてしまうからだろうw)。

Biogon 28mm f/2.8 T*の方は、キャップがなかったので苦労することになりそうだ。今は素人が分解して再組み立てたようなものも普通にあるようなのだけれど、僕が入札したレンズがどうかは僕にはわからない。まあまあくらいな印象だけれど、とりあえず撮れればいい。

持った感想は、でけー、おもいーというものだ。もちろん、それは比較対象がMINOLT TC-1だからである。重くも感じるが本当はそんなでもない。MINOLTA TC-1が小さくて軽すぎるというだけだろう。さすがに、ポケットに入れて持ち歩いたりできるカメラではない。鞄から出して写真を撮るということをかなり意識しないといけないだろう。

僕は基本的にフィルムカメラに限らずデバイスはデザインにはこだわらない。でも、逆に言うとわざわざデザインにこだわらないと言うほど、本当はデザインにこだわりがあるのかもしれない。だから、ついつい、僕が無意識にスタイリッシュだとかかっこいいデバイスを選んでしまう場合が多いんだろう。ひねくれているというかへそ曲がりというか子供っぽいというか。まあ、そんな僕だからこその選択がCONTAX G1だったのだと思う。だって、G2よりもかっこよく見えるよね? スペックや機能はともかくとして。もちろん、本当は価格が全然違うから、数年に1台の買い替えでもいいかという気分の方が大きいとは思うのだけれど。

そして実際に手にしたCONTAX G1は、軍艦部分が本当にかっこよく見える。物としての魅力にあふれているということだと思う。あんまり、スタイリッシュな物は実用という点でめんどくさい場合も多いのだけれどそうでないことを願っている。

使ってみての感想

まだ、届いて数日、フィルム2本現像した程度なので正直まだまだよくわかっていない。基本的に絞りを適当に設定して、オートフォーカスで撮影している。何枚かに1枚くらいピントが外れた写真があるが、MINOLTA TC-1よりちょっと多いくらいの印象なので個人的な腕の問題だろう。まだ、特性とか全然わかっていないのでとりあえず撮っている段階だ。ただ、散々脅かされていたような明らかなピントはずれとかいった減少はない。もちろん、広角レンズだという点も大きいのだろうけれど。

僕はフィルムカメラは、もうMINOLTA TC-1との比較でしか語ることができない。それ以前になるともう20年は経っているので、正直なところなんにも覚えていないという感じだ。

CONTAX G1とMINOLTA TC-1で同じ構図で撮ったはずだが、なぜか見つけることができない。フィルムの現像を貯めすぎたせいかもしれない。撮影枚数がそれなりに多くなったし、また、MINOLTA TC-1でも意外に気に入った写真が撮れたので何日かにわけて紹介していくつもりだ。

CONTAX G1, Biogon 28mm f/2.8 T*, FUJICOLOR C200, 現像:カメラのキタムラ萩店













CONTAX G1はMINOLTA TC-1と比較すると二回り以上大きく感じる。 iPad Air 2で撮影


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