溜池とはいっても地名ではない。
鄙びた地に見えるけれど、確かに鄙びた地ではあるけれど、溜池の周りには当然人家があって写真で見えるように思えるような世界では本当はない。人家が多いとは言えないが、道沿いにずっと連なっている地域で、人家の分、溜池になっているだけなんだけれど、写真で切り取ることでもっと田舎っぽい世界に見える。写真が真実を写すわけではないことを何度でも再確認させてくれる。
GA645Ziの最初の1本のフィルムから選んだ最初の1枚である。届いて最初の撮影なため、完全に試写ということでディティールやテーマとかじゃなくて、適当に近所を撮っただけだ。なんだ、いつものことじゃないか。GA645Ziでは、フィルムの端に、撮影日時やレンズ、絞りなどを記載できるのだけれど、まだ使用説明書がなかった頃だったため、英文だけだとよくわからずに適当に撮ったため記録が一切残ってはいない。他の中判カメラの場合は、手動でスマートフォンに記録を残しているのだけれど、残念なことである orz 2本目のフィルムからは記録しているはずだが、現像が上がってみないと本当のところはわからない。
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自転車で出かけたけれどGA645ZiとMINOLTA TC-1だけ持ち歩いた。軽いというのが正直な感想だ。GA645Ziはかなりでかく感じる分、持った時に軽く感じる気がする。本屋へ行ったり、カフェでくつろいだ後、陸橋からGA645Ziでディーゼルカーを撮ったり、道路を撮ったり、風景を撮ったりした。帰宅途中に、小学生で自転車に乗ったり押しながら歩いていたりする子達がいたので、遠方から撮ったり。
GA645Zi、Super EBC Fujinon 55-90mm F4.5-6.9、FUJIFILM PRO160NS、現像:桜カメラ |
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