2018/02/01

MINOLTA TC-1の魅力

フィルムカメラの魅力とMINOLTA TC-1の魅力を切り分けるのは結構めんどくさい。

もちろん、個々によって魅力も欠点も異なっているとは思う。また、使いだして10日も経ってない程度での印象だ。僕にとっては、ということだけれど、それでもMINOLTA TC-1の魅力を紹介するために、適当に考えなしにつらつら入力していこうと思う。

まず、写真のクオリティー。自分で撮って自分でブログにあげておいてなんだけれど、いまだかつてこれだけのクオリティーの写真を撮ることができたことはない。まず、20年以上前に使っていたフィルムカメラ時代は風景写真を撮る趣味はなかった。仕事で必要なためにイベント会場を撮ったり、物撮りを行うか、せいぜい個人的には家族写真、友達を撮ったりした程度だ。QV-10に始まるデジタルカメラ時代には様々な楽しみを得たが、基本的にローコストなカメラを使っていたので、そういったレベルの写真しか撮ったことがない。そのため、一般的に写真を趣味にしている人とは感じ方がかなり異なっているとは思う。正直に言って、周りの風景を撮ってもこんな風景をこのクオリティーで撮ったことはない。

簡単なこと。それがきわめて簡単に撮ることができる。フィルムの装填から撮影後の自動巻き取り、それらがとても簡単に可能だ。オートフォーカスであることもでかい。絞りも4段階しかない上に、絞り優先AEなので考える必要があまりない。さらにシャッタースピードの上限に達してもさらなる工夫もなされている(ここでは技術的な話をする気がないので省略。適切なWebサイトを見て欲しい)。

小型軽量なのでいつでも持ち歩く気になる。高級コンデジみたいな感じで、撮りたくなったらいつでも撮ることができる(もちろん、高級コンデジが影響を受けたのだろうけれど)。

ギミックが楽しい点もすばらしい。レンズの出方、引っ込み方がかわいらしい。筐体も美しくそれでいて丈夫だ(もちろん、それでも傷はつくわけだが)。

欠点ももちろんたくさんあるだろう。それらは一部はフィルムカメラ自体の欠点かもしれない。だが、そういったことが気にならない、いちいち今上げる気にならないだけの魅力を感じている。

MINOLTA TC-1 FUJICOLOR C200. 以下同様










0 件のコメント:

コメントを投稿

NORITA 66と雨降る庭先の枇杷の木の枝と実

雨に濡れたビワの枝と家の庭だ。 写真でも小さな実ががなっていて現在は色づいてきているが、カメムシにかなりやられたので鳥のついばむままにまかせている。窓を開けると何羽かの鳥がちょっとだけ逃げるのを見ることができる。ヒヨだろうか。奥の塔は携帯電話基地局の塔だ。さらに奥に広域農道が走っ...