壊れる前に撮ることができた5、6枚のうちの1枚だ。
開放で撮っているので被写界深度がかなり狭く、外の風景はほぼわからなくなっている。なんとなく柿の木があることがわかるだろうか。雪が積もったとはいっても海近くでかなり西よりの土地なので翌日には溶けてしまうくらいでしかなかった。明かりを灯していない台所の光り方がおもしろかったので撮る気になった1枚だ。乱雑に並べられた調味料や薬缶、食器などを窓から入る光で見ることができる。手前の薬缶などはすでにピントが外れている。窓からの明かりだけの世界を撮りたかったのだけれど、ピントを合わせる先が適当過ぎたかもしれない。正直、このNORITA 66の中でもこの個体のファインダーは暗くて汚れていてお世辞にも見やすいとは言いにくいので、ある程度はあきらめるしかない。
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曇り。午前中、カミサンと年末年始の買い物にフジに行った。午後からカミサンと散歩の予定が色々あってちょっと出かけるのが遅くなったので、板持駅の方へ降りていく林間の小道の方にした。国道まで出てセブンイレブンに寄って帰宅。MINOLTA TC-1を持ち歩いたが何かを撮ったりはしなかった。昨日行った串揚げの店は正直なところ好みではなくなっていた。店が引越し前に一度行ったくらいだったのだけれど、その時はとてもおいしく感じたのだけれど、昨日行った時にはうーんという感じだった。新たな店を色々開拓する必要があるようだ。
今日の写真を選んでいて、そういえば今年購入したガジェットというか物で一番良かったのは、NORITA 66だったなあという思いを新たにした。いつ修理から戻ってくるかもわからないけれど。別にフィルム中判一眼レフが好きだというわけではない。ただ、何がこれまで僕が使っていたKIEV 60、PENTACON six TL、ARAX-60、PENTAX 6x7、PENTAX 67(購入順)と違うのかというと、正直よくわからない。デザインが好き、ちょっと重たいけれど重すぎないとか割りと些細なことかもしれない。もちろん、写りも好きだけれど。早く戻ってこないかな。NORITAR 55mm F4のジャンクに近いレンズをヤフオクで入札しかけたのだけれど、本体が壊れてしまったのでとりあえず入手をあきらめた。次がiPad mini、三番目がKindle Fire HD 8かなあ。
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