安価に入手したKマウントのズームレンズで撮ったものだ。
かなり安かったのでシメシメと思ったのだけれど、マクロとの切り替えスイッチが固着しているみたいで切り替えできない orz まあいい。カフェ&ポタリー音の店内だ。カウンターには常連さんがいらっしゃる。和装っぽい装いだったと思う。半分が萩焼の展示スペースなので元々そんなに客席は多くない。レンズについてももうちょっと明暗差がとか思わないでもないが、何しろ安かったので撮れればラッキーくらいな感じ。露出もシャッタースピードもオートで広角端で撮ったものだと思う。
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雨で出歩く気にもなれず家でゴロゴロしていた。雨、低気圧にもかかわらず、帯状疱疹による痛みはほぼなく、神経の引き攣れもあまり感じなくなり、ようやく直ってきたかというイメージ。こういう安価なカメラ、レンズでオートで撮っていると、フィルムカメラをわざわざ使う理由が思いつかない。雰囲気というのはある程度はあるだろうけれど、この感じがそこまで好きだというわけでもない。
僕がフィルムカメラを使うのは、まず、フィルムカメラで撮るのが楽しいからによる。カメラやレンズにもよるけれど、まず、構図を決め、フィルムを巻き、カメラによってはシャッターをチャージし、距離を測り、露出計で露出を測り、シャッターを切るというある意味で速報性にかけ面倒な作業をする必要がある。そして、写真によっては、偶然の結果だろうけれど、僕がとても好きな写真になる。
やはり、フィルムカメラのハードウェア自体の魅力も大きい。ごつかったり、小さかったり、スタイリッシュだったり、無骨だったりするけれど、フィルムカメラにはただ、触るだけでとても魅力を感じさせる。ただ、どんなに魅力的な機構であっても、写真のクオリティーがそれほどでもないと、やはり段々使わなくなっていく。自分にあうかどうかの差は、言語化できるほど使ってはいないけれど、とても小さくてそれでいてとても大きい。ただの使っている順番の問題だけという場合もあるし、理由もわからずに惚れ込む時もある。
そして使う機会が減った、またはないカメラを僕は手放す。死蔵しておく趣味はない。カメラは、使ってこそカメラだと思うからだ。僕以外の誰かが使うことが可能になるために、僕はあまり使わないカメラを手放す。
PENTAX MZ-3, SIGMA ZOOM 28-80mm F3.5-5.6 MACRO, 2020/07/03, KODAK ULTRAMAX 400, 現像:桜カメラ |
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