歩いている人がいることは非常に珍しい。
ましてや近所の農家の人とか(かもしれないがそうかははっきりとはわからない)ではなく、歩いている歩行者というのはきわめて珍しい。田舎で景色や風景写真を撮っていて大変なのはいかに人を景色に入れるかなので、歩行者が存在してくれているというだけで勝ったようなものだ。人に興味があるご先祖様達が生き残ってきたのだろうと思う。遠くにちらっと見える影のような存在、わずかな感情の起伏、そういったものに注意を払った人類が生き延びてきたのだろう。だから、人は人の存在に、人がいるというだけのことに興味を持ち続ける。
線路は美祢線である。美祢線に交差する陸橋の上から撮っている。2019年12月4日に投稿した写真と同じ踏切近くだ。おそらく15時前後だったと思う。
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車で移動したのでPENTCON six TL、KONICA HEXAR、CONTAX G1を持ち歩いたが特に何かを撮ることもなかった。
MINOLTA TC-1, KODAK ColorPlus 200, 現像:桜カメラ |
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