2019/12/28

MINOLTA TC-1と耕地の中のブルドーザー

海までの散歩の途中で見かける風景だ。

最初は、2台のブルドーザーに男女二人の運転士が作業していた。整地された後は家でも建つんだろうか。結構な期間が経つけれどいまだにブルドーザーは放置されたままだ。田舎道が通っているが、整地している場所は結構低い所になる。

 ●

今年購入したカメラで一番気に入っているのはPENTACON six TLだ。描写の美しさ、精密さといった他に、撮る気になるデザイン、使いっていて楽しいギミック、比較的安価に入手できるレンズ群も気に入っている。わずかとはいえ、KIEV 60やARAX-60より軽い点もいい。だが、人に薦めるかというとなかなか悩むカメラでもある。まず、物理的な故障が多い個体が多い。オークションでの入手とかはかなりの幸運がないと、修理する必要がある。特に膜の張替えとかだと、中古を別に購入するくらいの修理費になると思う。

また、ブローニーフィルムが以前に比べて薄くなった影響などもあってか、コマ被りしやすい。これは業病のようなものだ。一応、コマ被りしにくい撮り方みたいなのもあるけれど(検索で上位に来るYoutubeのやり方は間違いだというけれど)、つい慌てた時とかはコマ被りさせてしまう。もうそれもこのカメラの一部とあきらめて撮るしかない。一応、規格が一緒だけのKIEV 60や新品ということになっているARAX-60でもまれにコマ被りするので、もう、このマウントというかこの時代に設計されたブローニーカメラではなんらかの必然なのかもしれない。



MINOLTA TC-1, KODAK GOLD 200, 現像:桜カメラ

0 件のコメント:

コメントを投稿

MINOLTA TC-1と山口市の公園と県立図書館の間の路地

いつか紹介したいと思いながら漏れていた1枚だ。 そろそろ気に入った写真が切れてきたのでちょっと前のではあるが、紹介する気になった。真ん中の3人は、拡大して見るとすれ違っているだけだということがわかる。この日は一の坂川で流し雛などのイベントがあったのと、花見の季節が始まったところだ...