2019/08/26

BESSA Iと旧道脇の小さなお地蔵さん

BESSA Iで最初に撮った1枚である。

ピントの甘いところはあるけれど、撮れていてよかった。ただ、まだまだカメラの癖もなにもわかっていないので単純にBESSA Iで撮っただけの写真というしかない。フィルムを巻き上げ、シャッターをチャージし、距離を測り、露出を決め、シャッターを押すという行為は、なかなか写真を撮る気にさせるためには敷居が高い。カメラの特性、レンズの特性もあるから、気に入った写真にすることは、今の僕ではまず不可能ではないかと思う。

正直なところ、機械的にいじっていて楽しいので撮ってしまったという以上の意味はないのかもしれない。なぜ、BESSA Iで撮る必要があったのか、という必然性は皆無だ。

僕が購入したBESSA Iは、外見は非常に美しい。軍艦部というか上部に傷や凹みはあるが、革なんかも非常に美しく、おそらく補修でもしたのではないかと思うほど。内部や機構も美しく保たれていて、機械的な信頼度も高い感じ。僕がこれまで購入したスプリングカメラの中ではピカイチだろう。ただし、ファインダーは結構汚れているし、視野が広大なこともあってかなり見づらい。慣れていないこともあるが、端の方は完全に勘である。

BESSA I, COLOR-SKOPAR 1:3.5/105,  FUJIFILM PRO160NS,  現像:桜カメラ











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