2019/02/21

KONICA HEXARと夕方の散歩の風景

修理から帰ってきたその日のことだったと思う。

修理に出したケンコー・トキナーから帰ってきて嬉しくてあちこち、ある意味たいして意味もなく撮った写真だ。かなり暗くなりつつあったと思う。その暗さは残念なことにあまりうまく表現されてはいない。ケンコー・トキナーでは、部品のあるミノルタやコニカのフィルムカメラなどの修理をやってくれていてとてもありがたい。MINOLTA TC-1も修理していただいたことがある。すでに、MINOLTA TC-1ではシャッター関係の部品はないとのことで、それ以外の補修と修理だったのでとてもありがたかった。30年前のカメラを普通に修理してくれてくれているだけで、非常にありがたいことだ。ソニーに買収された一頃は、かなり酷いことになっていたようだが、うまくまわるようになっているようでありがたい限りだ。

KONICA HEXARは、なんというか使っていてストレスを感じないカメラだ。とりあえず撮っておこうという気にさせてくれる。コンパクトカメラというには大きすぎると個人的には思うのだけれど、レンズ交換可能なレンジファインダー程度の大きさでもあるので逆に写真を撮るのには適した大きさだということなのかもしれない。逆に被写体や構図の良し悪しがストレートに出るカメラでもあるのだと思う。そういった意味では使っていて腕の差がそのまま出るカメラなのだと思う。そういった部分は、色々とつらいところもあるかなあとか思いながら使っている。

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今日持ち出したカメラは、KIEV 60とFED-2、ペルケオII、MINOLTA TC-1くらいだった。まあ、他にもタブレットとかスマートフォンや書籍もあるので自転車で移動するには結構いっぱいいっぱいかもしれない。中判の一眼レフカメラというのは、距離はなんとでもなるので、古いカメラの中では扱い安い方かもしれない。露出は、専用の露出計かスマートフォンのアプリケーションでも使えばいいだけだし。まあ、単体露出計できちっと測るというのは、それなりに必要な作業なのかもしれない。

中古のKIEV 60の残念な点は、ファインダーにかなりゴミが混ざっていることだ。かといってウエストレベルファインダーでは、距離をきちっと測るのにまだ慣れていない。明るさの問題っていうかこのカメラ個体の問題の可能性もあるけれど。しかし、KIEV 60は大きさと重ささえ気にしなければ、撮っていてとても楽しいカメラだ。さあ、撮るぞというある種の気合が必要な気もするのだけれど。

KONICA HEXAR, PORTRA 160, 現像:超プリ!















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