2020/04/24

PENTAX 67とカフェ&ポタリー音の室内

 さすがにもうこの時期は人はほとんどいなかった。

まだ、このあたりでは緊急事態宣言は宣言されていなかった時分だ。僕は大雨の時以外は、大体、窓の外の川床というかテラスで過ごす。今年は真冬でも暖冬だったせいかずっと過ごすことができた。川床は見晴らしもよく風が強い時は閉口するけれどとても気分のよい場所だ。店内はカフェスペースと萩焼の展示スペースに別れている。僕は萩焼というか焼き物にはまったく興味がなかったけれど、行くたびに見ているとちょっと欲しいなという物が出てくるから不思議だ。僕の金銭感覚からすると日常使いするにはちょっと高い気もしてしまうけれど、残り少ない人生を考えると欲しいと思った物は使うべきなのかもしれない。

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今日もなんだかんだで音へ行ってしまった。まあ、今の時期、客もほとんどいないし窓は開けっ放しだし、僕は川床へいるしで三密とやらにはほど遠い状況ではある。今日は市立図書館で県立図書館の書籍を受け取る関係で車で行ったのだけれど、帰り道に線路とトンネルの色合いと反対側の道路の色味がとても魅力的に見えたのでPENTAX 67で撮ってしまった。ここで紹介している写真は、すでに壊れたカメラの物だけれど、どういった写りなのかはまだ現像に出していないのでよくわからない。楽しみなような怖いような感じが続いている。

今朝は結構寒かったのか、はなみるくさん(2歳半メス猫)が布団に潜り込んできた。幸せなひとときだった。はなみるくさんは、1ヶ月になる前に育児放棄されたせいか、スキンシップをひどく嫌う猫になってしまって飼い主としてはとてもさみしい思いをしているのだ。このご時世、本当に申し訳ない気がしてしまうのだけれど、PENTAX 67の楽しさとでとても幸せな日々を過ごしている。

PENTAX 67, SMC TAKUMAR 6X7 55mm F3.5, f/6.7, 1/125sec, 2020/04/17 14:52, FUJICOLOR PRO 400H, 現像:桜カメラ


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