昨日の道路と同じ頃に撮った写真だと思う。
僕は戦後の開拓地に生まれ育ったので、一般的な日本の田舎ではあちこちに墓地があるということには慣れていない。長門市あたりだと本当にどこにでも墓地は普通にある。もちろん、寺が整備したような墓地もあるわけだけれど、おそらく先祖代々、下手したら弥生時代とかそれ以前から連綿と続く墓地も結構あるんじゃないかと思う。白鳳時代の廃寺跡とかが普通に残っている土地柄だし。
向こうに見えるうっすらと赤い屋根は幼稚園で、生と死を感じさせてくれる、とかってのは今写真を観て思いついたでっち上げだけれど、意図してそういったことをテーマとかとして撮るってのは、僕はつい、すごく嫌らしく感じて嫌いだ。そんなありふれた対比が嫌なのか、なんらかの意図が嫌なのか、僕の心も正直、僕にはよくわからない。
Perkeo II, FUJICOLOR PRO 400H, 現像:山本写真機店 |
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