寂れた街並みと薄い青空がおもしろかったので紹介する気になった。
鉄錆て赤茶けた格子が零落を感じさせると同時に、おもしろい色味となっている。適当に張り巡らされた光ケーブルの線も、いかにも田舎の寂れた都市と思わせる。僕達が越してきた13、4年前にはまだなかった風景だ。こんな変化にとぼしいと思っていた長門でさえも結構変化はあったのだと再確認させられる。右側の赤錆びたシャッターがいかにもと思わせる。奥の何年も前には看板があったのだろうと思わせる建物もなにか物悲しい。田舎で以前栄えた街並みを彷彿させる分だけ、余計にさびしさを感じさせる。勝手な僕の感傷でしかないけれど。新しいCONTAX ARIA Dのフィルムで気に入った写真がなくなってしまったため、1本前のフィルムから選んでみた。
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快晴時々晴れ。午後からカミサンと散歩。穏やかなというか温かい日よりだった。あちこちで田んぼの周囲を草刈りしている間を抜け、長門深川廃寺跡前を越え、深川川の手前を右へ折れ、国道沿いに歩き、珈琲館乃亜でのんびりコーヒーを楽しんだ。その後、ゆめマートで買い逃した物や切れた物を購入してから帰宅した。この時間だと小学1年生がのんびり帰宅する時間と重なってなかなか楽しい。観月橋の橋桁に僕の影が映ったのを、MINOLTA TC-1、FUJICOLOR 100で撮った。
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