2018/09/11

CONTAX G1とカフェからの眺め、何度めか、と、ペルケオIIは楽しい。

フィルム1本現像して唯一の非はなみるくさん写真である。

もはや、なぜこの1枚だけ撮ったのか逆に意味不明だ。いつものカフェのテラス席からの眺めだ。経年変化以上の意味はないかもしれない。はなみるくさんを続けてもなあ、という配慮でこれを掲載する。

CONTAX G1, Planar 45mm f/2 T*, FUJICOLOR C200, 現像:カメラのキタムラ萩店。

ペルケオIIは楽しい。

まだ、フィルムは2本撮り終えた程度だし、現像から上がってくるのはかなり先だけれど、もうなんていうかカメラを触って、撮るというだけで楽しい。もちろん、ただ、カメラをいじるだけでは駄目だ。いくら、ギミックが興味深いとか半世紀前とは思えない機械の美しさだとはいっても、写真を撮ることに比べたらなんてこともない。

ペルケオIIを使い出したが、これがじつに楽しい。作業の手間自体を楽しむ感じ。苦労と写真のできばえはまったく関係ないはずだが、目的と手段が逆転した気がする。中判カメラを使ってクオリティの高い写真を撮るはずが、ペルケオII自体の操作を楽しんでしまっている。これだけカメラの操作が楽しいのだから、写真が写っていれば儲けものみたいな。

ペルケオIIで写真を撮るには、フィルムカメラ特有の操作、中判カメラ特有の操作、そしてペルケオII特有の操作を行わなければならない。

まず、フィルムを装填する。これは割と多くの中判カメラ、そしてスプリングカメラ特有の操作をすればいい。僕にとっては中判自体、まったく初めての体験だけれど、他の方のWebサイトの情報などでさほど難しくなく装填することができた。もっとも、2本めのフィルムは1枚めではなく2枚めまで巻いてしまった可能性があるけれども。

次に、被写体を見つける。見つけてもすぐに撮ることはできない。まず、ボタンを出してレンズ部分を引き出す。ネットで見ると勢いよく飛び出させると故障の原因になるようなので、優しく片手を添えて開く必要がある。慣れないうちは少し面倒に感じる。フィルムを巻いていなければ巻く。

距離を測り(現在は距離計がないので目測から適当にしている。僕のペルケオIIはフィート表示なので30かけてcm表示に暗算で直している)、露出を測り(露出は元々カメラの素養がないのでAndroidのシェアウェアLightMeterを利用している。アプリを立ち上げて、撮りたい風景を円の真ん中に入れてMEASUREボタンを押すだけでf値とシャッタースピードのおおよその組み合わせがわかる。もちろん、先にフィルムのISO値を設定しておく必要がある。人物を撮ったりするわけではないのでとりあえずはこんなものでもいい気がしている)、シャッターをチャージして(最初意味がわからなかったが、シャッターを切るために出っ張りを下げる必要がある)、シャッターを押す必要がある。

Android用シェアウェアアプリLightMeterを利用している。とりあえず、撮りたいものを円の中に入れ、MASUREボタンを押せばいいだけ、というのが気に入っている。
そして、そのシャッターが信じられないくらい軽い。カメラ固有の問題かこの機種特有のものかは知らないけれど、本当にびっくりするくらい軽い。

こうやって書くとめんどくさそうだけれど、実際にやると、もちろん、慣れていないこともあるのだろうけれどかなりめんどくさいw だが、それが楽しい。フィルムは6x6判なので12枚しかないので、1枚撮るのにもかなり躊躇し考える。手順がめんどくさいし、正しいかどうかまったくわからない。
もちろん、写真のクオリティだけを考えたら、正直なところ、デジタルカメラでバシバシ撮った方が良いと思う。これはよくある定年後の道楽みたいなもので、写真というか結果よりも、その過程自体を楽しむ道具なんだなあ、と思った。まあ、飽きっぽい僕だけれど楽しくやっているんで苦労を苦労とも感じない状態だ。

ギミックとかもだけれど、それ以上に写真を撮るということ自体が楽しい。やばい。

中判自体利用は初めてだけれどさほど問題なく使えている。まあ、写真ができあがってみないと本当のところはわからないけれども。

0 件のコメント:

コメントを投稿

CONTAX ARIA Dと農道と保育園

何度も撮った風景ではある。 季節や天候、カメラやフィルムが異なることで何度でも撮ってしまう。左中央に保育園の建物の一部が見える。中央には広域農道が走っているが写真からではよくわからない。中央の道路は農道だろう。長門市では山口県内の多くの市と同様、市道はほぼすべて舗装されていると思...