2018/11/30

Perkeo IIと長門市湊漁港の夕焼け、ポジによる

こういった描写は、ほんとポジ凄いとは思う。

ただ、こういった表現だったらよりデジタルカメラの方が簡単じゃないのかなあ、という気がしないでもない。いや、フィルムカメラもデジタルカメラもくわしくはないから、本当のところは知らないけれども。

港自体は、長門市の市街近くにある小さな港だ。湾内でさらに色々守られた感じ。僕が行くのは大体夕方なので、ほとんど活気は感じない。まあ、当たり前だろうけれども。

Perkeo II, PROVIA 100F, 現像:プロラボサービスnet, データ化:桜カメラ


水平とれよ、と自分に突っ込みたくなる。



ちょっとアンダー気味なのが逆にいい感じ。僕の腕では狙っては撮れない。



2018/11/29

CANON Pと雨にけぶる萩

結構、烟っている感じがやばい感じ。

本体もちょっとアレかなあ。まあ、夕方の風景とかではさほど気にならないので、雨の日だったためちょっとナンだったのかも。フィルターとかかけたわけじゃなくて、そんな感じってだけだからなあ。まあいい。

これだと補修に出したいって気になるなあ。コスト的には結構高いとは思うし、下手すると中古を買った方が安いんだろうけれども。まあ、もうちょっと色々試してみようとは思う。

CANON P, 50mm f1.4, FUJIFILM記録用カラーフィルム100, 桜カメラ



さほど強くはないが霧雨ではあった。







2018/11/28

Perkeo IIと蔓草、そしてなぜ僕はフィルムカメラを使うのだろう

なんとなく携帯塔の周りに囲われた有刺鉄線に這う蔓草を撮ってみた。

特に意味はない。しいて言えば、ポジを撮る時にペルケオIIできちんと距離をあわせられるかなという興味くらいなものだろう。おもしろいかといえば、正直微妙な気がする。

最近なんのためにフィルムカメラで写真を撮るのか、とか余計なことをまた考えるようになった。

正直、写真のクオリティだけを考えたら、α7の初代とかIIでも買った方がまだマシだろうと思う。コストパフォーマンスも非常に良くなったし。僕は、写真の結果だけを求めているのではなくて、写真を撮るプロセスを含めて楽しみたいのだと思う。むしろ、最近はカメラそのものへの興味が増している気がする。

口ではブツブツ文句を言いながら、構図を考え、フィルムをセットし、巻き上げ、露出を決め、距離を測り、シャッターをチャージし、そしてシャッターボタンをゆっくりと押す。そこでまた様々なことを考えたり感じたりしながら、フィルムを撮り終える。現像に出し、データを確認する。時にはプリントする。そして、写真を眺める。時には様々な理由で失敗写真であり、ほとんどは平凡で、きわめてまれに個人的に好きな写真だなと思う。そういったことすべてを楽しんでいる。

ただ、古いだけの歴史があるだけのカメラにも興味はない。僕にとってあくまでカメラは実用品でしかないからだ。機械的な魅力に惹かれることはあっても、それはすべて写真を撮るための道具に過ぎない。そう強く思わないと、どんどんカメラが増えそうで困ったことではある。

そして、そういった時に感じるのはMINOLTA TC-1の意外な能力だ。小型、軽量、露出優先オートなので非常に手軽に日常的に持ち歩き、躊躇なく写真を撮る気になる。それはある意味で、現代のコンデジやスマートフォンのカメラにも通じる手軽さだ。僕が今年撮った写真を自分で10枚選んでみたが、僕にとってもきわめて意外なことにそのうちの7枚がTC-1により撮影したものだった。もちろん、色んな理由があるだろうけれども、それなりのクオリティの写真が、非常に手軽に、そしていつでもどこでも持ち運ぶ気になる大きさ、重さで撮ることができるから、だろう。ないカメラで撮ることはできないのだ。

ペルケオIIの場合は、いつでもどこへでも持ち運ぶ気にはなるし、できあがりも満足する場合が結構多いけれども、事前の準備がめんどくさくていつでも撮る気にはならない。めんどくさい作業自体が楽しいのだけれど、撮りたいと思ったその瞬間に撮ることはできない。写真を撮ることだけを考えたら、高級コンデジの1台も持ち歩くべきなのだろうとは思う。あるいは、もうちょっとマシなカメラ機能をもったスマートフォンとか。いっそ、α7系の初期モデルでも買うか、とかまったく無関係に思ったりもする。いったい、僕は何がしたいんだろうねえ。

Perkeo II, PROVIA 100F, 現像:プロラボサービスnet

2018/11/27

CANON Pと雨上がりの秋の仙崎

こちらも気の迷いで落としてしまったCANON Pでの撮影だ。

付属していた50mm f1.8はカビカビでひどかったので、50mm f1.4で撮影した。夕暮れっぽいのだけれど、なんとなく本体かレンズもカビっぽい気がしないでもない orz まあ、味として撮るかメンテナンス出すしかないかあ。そこそこ安かったからまあしかたがないことだけれど。

ただ、描写なんかはさすがっぽい気もする。逆光はめちゃくちゃ弱そうだけれど。一応、外付けの純正露出計も付属していて針も動くけれど、これもスマートフォンのアプリで露出を測った。早く目で見て露出がわかるようになりたい。まあ、無理だろうけれど。

CANON P, 50mm f1.4, FUJIFILM記録用カラーフィルム100, 桜カメラ













野良猫さんだそうである。じっと人が出てくるのを待っていた。

こういった動作はペルケオIIで撮ることは不可能ではないが、かなり難しい。レンジファインダー万歳といったところか。








2018/11/26

Perkeo IIと仙崎の街並み

MINOLTA TC-1でやはり1月頃に撮った構図でもある。

年に何回かは撮りたくなる。夏には青々と茂っていた蔦がすっかり紅葉し枯れている。一部緑が残っているのは種類が違うんだろうか。

山本写真機店の初心者向けのカメラ教室に通っているのだけれど、その卒業の授業として自分が撮った写真から10枚選ぶという課題がある。僕が必死こいて選んだのは、MINOLTA TC-1による撮影が7枚、ペルケオIIによる撮影が3枚だった。期間的には1月2月で5枚をしめた orz なんも進歩していないってことだろうか。まあ、意図をせず偶然に頼った撮影を良しとする僕の結果としては、こんなものかもしれない。基本的にプリントしたもので選んだので、またWebなどで観ている場合とは観え方が異なっておもしろい。

キヤノンPや7Sがないのは期間が短く撮影したフィルムがたいしてないから当然としても、CONTAX G1が1枚もないってのは結構驚きではある。僕にとってカメラというのは、大部分はタイミングってことなのかもしれない。

Perkeo II, PORTRA 400, 現像:桜カメラ

この色味は凄く好きだ。

鳥(おそらくはトビ)がいるがほぼゴミにしか見えない orz





かすかに海というか湾が見える。その先は青海島。


2018/11/25

Perkeo IIと墓と蔦で覆われた小屋、他

データやWebで観ると、自分が撮った中では一番好きな写真かも。

ただ、それがプリントしちゃうとまた違っちゃうのが不思議というか当然というか。なぜ惹かれるかというと正直よくわからない。緑の色の美しさ、墓石の白っぽさがアクセントになっているのか、バックの空のわずかに青みがかった色とかかなあ。

Perkeo II, PORTRA 400, 現像:桜カメラ

長門の旧道。珍しく一通だ。

仏具屋さん。

MINOLTA TC-1と国道沿いの公衆電話ボックス

国道316号線沿いで見かけた公衆電話ボックスだ。 カードだけではなく現金も使えるタイプのようだ。公衆電話ボックスは以前に比べて大幅に減ってきているけれど、いまだに峠にぽつんとあったりするが、ここに残っているわけはよくわからない。今どき、スマートフォンを持っていない人もほとんどいな...